取り敢えずウィンブルドンの速報です。
まず、柴原選手にとってメジャー大会初のベスト4に進出した、
柴原瑛菜選手・青山修子選手の女子ダブルスです。
結果から書けば4-6 6-1 3-6の惜敗でした。
決勝進出を期待しましたが、その願いは叶いませんでした。
私も仕事があったので帰ってきてから見始めたので、
第2セット5-0とリードしていた場面から見始め、
その出来の良さには正直ビックリ?
このままなら勝てるかも!
そう思ってしまいました。
ただ、テニスの経験者なら「あるある」と言うか、
理解できると思うのですが、
勝敗が決定するセットでなければ、ある程度離されると、
まあ、例えば4-0とかになると、
このセットはまあ、諦めて次のセットがんばろう!
って、心は既に次のセットに飛んでいることが普通です。
相手が真剣さに乏しく、こちらがノリノリであれば、
それは良いプレーが続出するのが当たり前?
でも、セットが替わり、相手が真剣さを取り戻せば、
そう簡単な試合にはならないのは当たり前でした。
残念ながら、最終セットはただ1回のブレークが明暗を分け、
6-3で敗戦となりました。
試合自体は見ごたえもあり、二人の試合を色々見てきましたが、
最高の出来でした。こんな試合が続けられれば、
優勝もできるかも知れません。
気がかりと言えば、青山選手の年齢。
柴原選手はこれからどんどん上手くなるでしょうが、
青山選手も33才。
衰えがすぐ顕在化する訳ではないでしょうが、
今から一段階の成長と言う訳にはいかないでしょうし、
体格的にも恵まれている訳でもありません。
青山選手のプレーは嫌いではありませんが、
体力を技術でカバーするタイプ。
体力の低下をどこまで頑張れるか?
頑張って欲しいものです。OGPイメージ
さて、ウィンブルドンの車椅子テニス部門ですが、
まず女子シングルスは1回戦から日本人対決。
それは凄く残念でした。
しかし、大谷選手が念願の上地選手に勝利。
全仏オープンでは決勝で対戦し上地選手が勝利。
大谷選手はこの準優勝が最高成績。
大谷選手には、是非いつか優勝して欲しいものです。OGPイメージ
大谷線sにゅには頑張って欲しかったのですが、準決勝で敗退。
次回に期待しましょう。
ダブルスは再び、上地選手、大谷選手の対決が実現しましたが、
こちらは上地選手が勝利しました。
いつか上地選手・大谷選手のペアも見たい気がします。
国枝選手は珍しく初戦で敗退しました。
ファイターでストイックな国枝選手。
次の大会は頑張って欲しいものです。