女子サッカーの劇的逆転勝利で舞い上がった私ですが、良く良く考えれば、ブラジル戦は途中のビックチャンスを無駄にして、終盤相手にリードされる展開は、決して誉められるものではありません。何となく良いムードで優勝の可能性も十分にあるような錯覚に陥り勝ちですが、むしろ困難な状況です。これからの戦い方は、しっかり守り、チャンスで確実に仕留め、自分達を信じられるしっかりとした勝ち方をして欲しいです。
昨日はオリンピック大会7日目?
感動の場面も沢山見ることが出来ています。
色々触れる前に、二つちょっと感じたことを書きたいと思います。
まず、柔道の阿部詩選手が敗れてしまったのですが、
その負けた時の阿部選手の振る舞いに賛否両論がありました。
私個人的に思う所とほぼ同じ内容の記事がありました。
スポーツを歪める阿部詩の大号泣とメディアのお涙頂戴報道…「非常に残念な振る舞い」と識者バッサリ(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
試合中に泣き出したら言語道断。
スポーツをやる資格はありませんが、
試合後に負けて悔し泣きすることがなぜ悪いの?
と言う意見があります。
モチロン私は泣いたこと自体を残念に思っている訳ではありません。
記事の中にある文章を引用すると、
詩選手の試合後の振る舞いは、非常に残念でした。勝者を称えることなく、ただただ自分が負けた悔しさを感情的に表した。中略。詩選手は東京五輪の金メダリストで、世界屈指の柔道家です。負けた時こそ日本を代表する柔道家、武道家としての真髄を見せて欲しかった。号泣するなら誰もいないところですべきだった。
まあ、こんなことを思った訳です。
見方を変えれば、感情をコントロール出来なかったと言う事です。
反対意見も絶対あるでしょう。
「そこまで頑張って来たのだから悲しむのは当たり前」
「それくらい悔しがるのは、むしろ素晴らしい」
感想は人それぞれ。
私も今回のことを残念に思うだけで、
阿部選手の素晴らしい実力をリスペクトしています。
過去には、
R中の選手が控えの場に戻って号泣と言う場面に何度も遭遇しました。
彼女たちはまだ未熟な中学生。
だから、ある程度落ち着いてから、或いは別の日に、
感情をコントロールする努力の必要性を言い聞かせたりもしました。
この話題はここまでです。
そして、もう一つ思う事が、
採点競技、例えば体操だったりフィギュアスケートだったり、
あと、スケボー、スノーボード、モーグル、スキージャンプ等々。
採点項目がある競技はその採点に不公平が生じないように、
色々工夫して来ました。
複数の審判が採点し、最高点と最低点を外したり、
技の難易度で得点を細かく設定して、分かりやすい採点としたり。
そんな中、柔道は採点競技ではありませんが、
指導を与えることが審判の裁量に任されている?
モチロン取り消されたりしているのでチェックしてはいるようですが、
それが有効に機能しているように見えません。
ここで一番問題に見えるのが、審判の質です。
際どい部分ですが、
ある程度、特定の選手に肩入れと言うか有利に導くことが可能なシステム。
これが問題ではないか?と思う訳です。
まあ、私ごとき素人の感想なので、影響力はゼロですが、
書かずにいられない話題でした。
さて、昨日から今日に掛けての結果です。
男子サッカーはイスラエルと対戦し1-0で勝利しました。
イスラエルはヨーロッパ3位でしたが、中々良いチームで、
出だしのプレッシャーは迫力がありましたが、
暑さで足が止まってからは単発の攻撃で何とか耐えることが出来ました。
ただ、1ー0で勝利しましたが、
結局は、藤田選手、三戸選手、細谷選手が交代で入ってから、
得点が生まれました。
まあ、仕方ないのですが、層の薄さは少し気になりました。
7人制ラグビー女子は、9・10位決定戦でブラジルと対戦。
予選リーグでも対戦し、39ー12で勝利した相手。
結果から書くと38-7で勝利しました。
2016年のリオオリンピックで1勝しか出来ず10位。
2021年の東京オリンピックでは全敗で12位。
今回は3勝して9位です。
少し進歩した事を素直に喜びたいです。
体操女子団体は諸事情により4人で戦いましたが、
見事8位入賞となりました。
全員がオリンピック初出場。
10台だけのチームでしたが頑張りました。
実は渡部選手がケガで出遅れ、出場出来なかったこと、
それが残念でした。
ここまで金メダル7個、銀メダル2個、銅メダル4個。
この時点で金メダル7個は全体で1位ですが、
これから他国も続々とメダルを獲得していくでしょうから、
最後まで1位と言う事はあり得ませんが、
1個でも多くとって欲しいですね。