久々に鬼門ポイントで勝負した。初代ZODIAS-168L/2だ。
ほんのわずかな「気づき」が釣果につながる,そう確信した結果だった。
結論は38cmと30cmの2匹。実釣わずか1時間の出来事だった。
仕事は絶不調というかまったく想定「外」のことが想定「内」に起きる。そう,最初から「うまくいくわけはない」とは思っていたが,もはやどうにもならぬ。
遅れるものは遅れる。無理な組織改編を強行した経営陣に責任はあり,自分はもうこれ以上「結果を手放す」しかないと割り切ったのが8/9の夕方だった...。
南海トラフ巨大地震が起きるかもしれないとか,関東地方でも地震はあったが,これも「結果も予測も手放す」。できることには限界があり,大自然に逆らうことなどできないのだ
そんなわけで8/10は,朝8時チョイから開始しようと川を俯瞰した瞬間「大チャンス」を感じて久々に鬼門ポイントに行った。
夏のメトロリバーでは非常に珍しい濁りが入っている。流れもキツイ。そして周囲も釣れているゾ
しかし,ルアーセレクトがどうもよくないようだ。特に,夏になってからヤマタヌキが絶不調。釣れる人は釣れるのだろうし,自身冬に調子がよかったが,今日は違う。
ワームを探すと1個だけモコリークローがあった。これは釣れるルアーなのに,最近うっかりしていた。
そしてスプリットでキャストする,と同時にラインが走っていく
フルパワーフッキングが成功して,結構いいサイズのバスがジャンプする。だが,カモフラGT-R・8LBに敵はない。
抜き上げ成功。38cm。これを待っていたんだ。
濁りの割に黒い魚体。でもこれは嬉しい。
常連のカープマンさんに「40UPかい」と尋ねられたが,さすがにメジャーは嘘をつかない。でも,38cmは嬉しいゾ。
そして,こういうときに限ってヒットルアーがない(笑)。代わりになりそうな,ファットヤマセンコーを使ってみよう。
最初のフォールで「グングン」とアタルがフッキングしない。もう一度フォールさせるとラインが動き出したのでフルパワーフッキング。
普通に嬉しいが一気に引き抜きだ。
ジャスト30cm。釣り開始から1時間経過していない。
日々の労苦が洗われる嬉しい釣りだ。
とりあえず,自慢LINEを幾人かに送っておく(笑)。
ところが,ここからアタリが遠のく。その理由はわかっている。泥水がだんだんクリアになってきたのだ。そうなんだ。メトロリバーの浄化パワーは「並」じゃないんだよ...。
粘って,テトラ際で1回どういうわけかラインブレイクしてしまった。魚だったのかどうか微妙だが,ルアーがなくなったことがショックである。
移動してエサ釣りの方に状況を伺うと好調です,とのこと。
先週お会いした方に今日も挨拶をしてみると「マブナのいいのが3匹釣れましたよ,明日も来ちゃおうかな」なんて釣りキチ病が全開のようだ。
だが,その周囲も芳しくなく,時間だけが刻々と過ぎていく。
14時30分までやって祝勝会。
そういえば,今回よかったのは間違いなく「強烈な向かい風」があったこと。以前は無風の方が釣れると思っていたが,夏も冬も風があった方が釣果がある,というのが最近の実感である。
天候次第ではもう1回釣りに行くかもしれないが,たぶんまた「まったく違うこと」が起きるだろう。でも,それが自然の中で遊ぶ釣りの面白さだと,つくづく思っている。
さて,9月の休暇申請はした(8月のお盆の仕事を押し付けられた)から,9月は久々に遠征でもするか