「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

北九州市門司区  『 バナナの叩き売り発祥の地 』

2012-09-28 15:07:41 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣



『 バナナの叩き売り発祥の地 』






バナナの叩き売り発祥由来の記

昔しを偲べば、大陸、欧州、台湾、国内航路の基盤と、
九州鉄道の発着の基地点として大いに発展した。
ここ桟橋通りは往昔の絵巻の一コマとして、
アセチレンの灯のにぶい光の下で、黄色くうれたバナナを戸板にならべ、
だれとはなしに産まれ伝わる名セリフは大正初期~昭和13、14年頃まで不夜城を呈し、
日本国中の旅行者の目を楽しませた。
バナナの叩き売りの風情は門司港のこの桟橋通り付近を発祥の地と由来せし。

と、説明板に書かれてある。





門司港駅構内にある 「 0哩 」 の起点











バナナの叩き売り(バナナのたたきうり)は、かつて八百屋、露天商、的屋が行う、
独特の口上を述べながら客を引き寄せてバナナを露天で売る手法。
いわゆる啖呵売のひとつとして有名である。
大正時代初期に福岡県北九州市門司区の門司港周辺で行われたのが元祖。
門司港がバナナの叩き売りが有名なのは、
バナナを神戸に運ぶためにその過程で悪くなったバナナをいち早く捌くため。
また、当時、鉄道の九州の玄関口が門司港だった事。
バナナだけでなくて物資を運ぶためには、当時鉄道が主で、
九州の玄関口が門司港だったため。
今でも九州の起点として0哩の塚がある。




番鳥 ( つがいどり )

2012-09-28 14:42:01 | 花・鳥・虫・魚・猫














いつものように庭にキジバトがやって来て
仲良くラティスの上に止まって何やら始め出した。
チューをしているように見えるのは、虫を取ってあげているのだろう。
仲が良いのは、いいことである。

こうした番鳥を見ると、永井龍雲の「恋に逸れて」という唄を思い出す。
渡り鳥から、番鳥になり、そして最後は逸れ鳥になって行く歌詞であるが、
各々のサワリの部分だけを紹介したいと思う。


貴方を追って この街へ来た
親に内緒の二人暮らし
渡り鳥よ 渡り鳥よ ホーホー
思えばこの身が 哀れで

都会暮らしの 寄る辺なさに
些細な優しさも 心に触れた
番鳥よ 番鳥よ ホーホー
夢を咥えて 飛んで行け

街のように 変わる貴方に
ついて行けない 野暮な女
逸れ鳥よ 逸れ鳥よ ホーホー
恋に逸れて 旅立つ



彼氏に “ さよなら ” されたこの唄を聴いて、
そういえば谷山浩子の 「 カントリーガール 」 もそんなだったな~って思ってしまった。
まぁ、男は女を逸れさせないように大きな背中を見せ、
女はそれから逸れないようにちゃんと付いて行く。
別にどげんこげん言わんでも、それでヨカと思う。