







所在地 / 鹿児島県姶良市平松奥山 ・ 岩剣川
架橋 / 江戸末期
石工 / 不明
長さ / 4.10m 幅 / 2.66m
拱矢 / 1.72m 径間 / 4.02m
岩剣橋は姶良町指定文化財となっている橋で、
岩剣川の一番上流にある石橋である。
通路の中央部分が盛り上がりや欄干の手摺りなど、
神社仏閣を尊重したものになっている。
また、輪石の要石の部分を境に左右からの抱き合わせが如実に現れている。
『 岩剣神社 』
神社の創建ははっきりしないが、
天文11年 ( 1542年 ) の棟札には、
「 大壇那平重嗣 ・ 地頭重清 」 と記されていた旨の記録がある。
祭神は大己貴命 ( おおなむらのみこ )
社伝によれば、天文23年、島津貴久が渋谷一族を岩剣城に攻めた時、
10月2日に田布施金峰山の座主園田某が密かに
岩剣神社の御神体を白銀坂の陣営に勧請した。
この時、貴久は戦いに勝利を収めたならば、
毎年例祭日に神舞を奉納しようと願いを立てたところ、
その夜の内に渋谷勢は逃れ去ったので、貴久は翌日に城へ入り、
御神体を本社へ返したと伝えられている。
岩剣橋へのアクセス
岩剣橋へは、第二奥山花橋の100mほど上流になるため、
狩川橋または第二奥山花橋を参考にしてもらいたい。
駐車は、神社の前の空き地に駐車した。