昨年12月頃からペガちゃんの右目の瞬幕(まぶたと眼球の間に存する涙腺がある幕。人間にはない)に腫瘍ができ、時々出血がみられ病院通いをしていましたが、一向に良くなりません。
ペガちゃんの右目の腫瘍。
先生は、「腫瘍が増殖している。その中に涙腺があるので、切り落とすと乾き目となり、その後の処置が大変。また、老犬なので全身麻酔ができない。今のままにしておいた方が良いのではないか。もし、どうしても ということであれば、万が一の時の設備が完備している東大動物病院(正式な名称は、東大大学院農学生命科学研究科付属動物医療センター)を紹介する」と申されたので、紹介してもらい、昨日行ってきました。結果は以下の通りでした。
本郷の東大構内にある東大動物医療センター入口。
① この腫瘍は、表ばかりでなく、眼球の裏側にも回っている。
② これだけを切り取ってもダメで、今まではこのような時は、眼球ごと摘出してしまう。
③ 血液検査の結果、腎臓の働きを示す数値(BUN)が大変悪く(70.9)て、全身麻酔をかけられる状態にない。通常10~28。
④ 白血球も45000と高い。(通常6000~17000)
ペガちゃんは現在12歳4か月。人間でいえば、70~80歳か?この年になって、眼球を摘出するなどとはとてもできないし、腎臓が悪いとのことゆえ、全身麻酔が無理なことから納得して帰った。
東大構内で。
その足で、紹介してくださった板橋の動物病院「アニホス」に伺い、担当の先生に報告。すでに東大動物病院の担当医から電話で報告が入っていた。
とりあえず、腎臓の治療として、点滴(ラクトンリンゲル液(500ml)と薬を出してもらった。
動物病院「アニホス」は、地元の開業動物医から紹介されたもので、通院3年以上になる。医師が十数名いる民間としては大きな病院。客がいつも切れることがなく混んでいる。私の担当先生Sさんは、一昨年11月ごろから先の先生と変わり、献身的に治療してくださる方で、大変信頼を寄せている。
リンパ腫癌と宣告されてからすでに4年目にはいっている。最近がんの転移が大腸(大量の下血がみられ、先の先生が「重篤です」と言われたものを今のS先生が進行を止めてくださった)やいろんなところにみられる。東大で肺のレントゲン写真を取って下さったが、肺にはまだ転移していないとのことでした。
今回、眼についてはこのような結果が出たので、もうこれ以上の処置はないものと思う。
これからは、ペガちゃんの好きなものを沢山与え、出来るだけ一緒にいてスキンシップしようと思う。
ペガちゃん、頑張れ。
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