The War of the Ring : Chapter 8: The Houses of Healing続き
アラゴルンはエオウィンの所にやってきました。しかし彼は,彼女の症状の原因は肉体的な損傷だけが原因でないと言います。もちろん彼女が相手にした敵が彼女には大き過ぎたという事もあるのですが,ローハンを経つ前に既に彼女は絶望に捉われていたのではないかとエオメルに尋ねます。
彼女は蛇の舌に犯されるセオデンにとても心を痛めていました。悲しみを誰にも言わずに1人で心にしまい込んでいました。でも,アラゴルンは,彼女は兄を愛していると言います。
でもアラゴルンについては,彼の中にある,栄光とか業績とか,ローハンとは違う国への思いを愛しただけだと言います。(映画では本人に直接言ってますね)これは女性にとってはなかなか厳しい指摘です。(見抜いている所がこわい)男性からすれば,要は中身で選んでよって事なんですよね。(汗;)トールキンさん何か身に覚えがあるのかな?
彼はエオウィンの体を治す事はできると言いますが,彼女の絶望までは治せないと言います。でも,このままではエオウィンの命がまた危険にさらされるという事も彼はわかっています。
何か(誰か)アラゴルンにはできない癒しが来ないと彼女は死んでしまう→アラゴルンはダイレクトには言っていませんが,誰か兄貴のエオメルのように無条件で好きになれる男性が現れてくれれば,もう彼女は一生絶望に捉われる事もないのになあ,と,言っているようです。
アラゴルンが去った後,エオウィンは目覚めます。彼女はエオメルが無事で喜びましたが,セオデンの事はやはり悲しいです。ただ,メリーの事をこのように思ってくれていて嬉しいですね。(私ってメリーも好きなんだな)
しかし,ガンダルフは,当分戦争や悲しみ(war or woe)については考えないようにと忠告します。
アラゴルンはメリーの所に来て治療します。目覚めるとすぐにお腹が空いた~というメリーがよい! でもセオデンの事は彼の心の痛手になったようで(アラゴルンも指摘しましたが)思い出すのは辛いから,パイプ草は吸いたくないと言います。えっ,セオデンの遺言だぞ,頑張れメリー! するとアラゴルン,あたかもセオデンの言葉を聞いたかのように,
この言葉ですっかり元気になったメリー,さっそく,アラゴルンにちょうだい!と(冗談)言いますが,アラゴルンはブラック・ジョークで応えます。(汗)
ヨーレスと薬草おじさん(herb-master)によほど腹が立ったんでしょーね(爆)
アラゴルンが去った後,メリーとピピン,明るさが戻ってきました。ピピンは相変わらず食べ物の事を考えています。が,メリーには,今までとちょっと違う?知性が芽生えてきました。彼は,パイプ草についてもう少し詳しく考えたくなってきたようです。
その後,アラゴルンは噂を聞きつけてやってきた人々の世話で忙しい夜を送ったようです。
The War of the Ring : Chapter 9: The Last Debate
リラックスムードはもう少し続きます。次の日,レゴラスとギムリがミナス・ティリスに上がってきました。
いいですね~,この無骨で優しさ溢れるギムリのセリフ。
人々はこのみょーな組み合わせのペアに仰天してます。(笑)
2人は,ミナス・ティリスの街は,それぞれ自分達の種族が再建のお手伝いをする必要があるかなと言いますが,その一方で,人間達の,希望を失うような事があってもめげすにまた再生して行く力に感銘を受けます。
さて,メリー,ピピンと再会を果たしたレゴラス,ギムリ。レゴラスは鴎が気になります。彼はこの頃ちょっと海に心惹かれているようです。
アラゴルンはエオウィンの所にやってきました。しかし彼は,彼女の症状の原因は肉体的な損傷だけが原因でないと言います。もちろん彼女が相手にした敵が彼女には大き過ぎたという事もあるのですが,ローハンを経つ前に既に彼女は絶望に捉われていたのではないかとエオメルに尋ねます。
彼女は蛇の舌に犯されるセオデンにとても心を痛めていました。悲しみを誰にも言わずに1人で心にしまい込んでいました。でも,アラゴルンは,彼女は兄を愛していると言います。
she loves only a shadow and a thought: a hope of glory and great deeds, and lands far from the fields of Rohan.
でもアラゴルンについては,彼の中にある,栄光とか業績とか,ローハンとは違う国への思いを愛しただけだと言います。(映画では本人に直接言ってますね)これは女性にとってはなかなか厳しい指摘です。(見抜いている所がこわい)男性からすれば,要は中身で選んでよって事なんですよね。(汗;)トールキンさん何か身に覚えがあるのかな?
彼はエオウィンの体を治す事はできると言いますが,彼女の絶望までは治せないと言います。でも,このままではエオウィンの命がまた危険にさらされるという事も彼はわかっています。
And if to despair, then she will die unless other healing comes which I cannot bring.
何か(誰か)アラゴルンにはできない癒しが来ないと彼女は死んでしまう→アラゴルンはダイレクトには言っていませんが,誰か兄貴のエオメルのように無条件で好きになれる男性が現れてくれれば,もう彼女は一生絶望に捉われる事もないのになあ,と,言っているようです。
アラゴルンが去った後,エオウィンは目覚めます。彼女はエオメルが無事で喜びましたが,セオデンの事はやはり悲しいです。ただ,メリーの事をこのように思ってくれていて嬉しいですね。(私ってメリーも好きなんだな)
And what of the king's esquire, the Halfling? Eomer, you shall make him a knight of Riddermark, for he is valiant.
しかし,ガンダルフは,当分戦争や悲しみ(war or woe)については考えないようにと忠告します。
アラゴルンはメリーの所に来て治療します。目覚めるとすぐにお腹が空いた~というメリーがよい! でもセオデンの事は彼の心の痛手になったようで(アラゴルンも指摘しましたが)思い出すのは辛いから,パイプ草は吸いたくないと言います。えっ,セオデンの遺言だぞ,頑張れメリー! するとアラゴルン,あたかもセオデンの言葉を聞いたかのように,
Smoke then, and think of him! For he was a gentle heart and a great king and kept his oaths; and he rose out of the shadows to a last fair morning, Though your service to him was brief, it should be a memory glad and honourable to the end of your days.
この言葉ですっかり元気になったメリー,さっそく,アラゴルンにちょうだい!と(冗談)言いますが,アラゴルンはブラック・ジョークで応えます。(汗)
you must send for the herb-master of this House.And he will tell you that he did not know that the herb you desire had any virtures, but that it is called westmansweed by the vulgar, and galenas by the noble. .... he will regretfully inform that there is none in the House, and he will leave you to reflect on the history of tongues.
ヨーレスと薬草おじさん(herb-master)によほど腹が立ったんでしょーね(爆)
アラゴルンが去った後,メリーとピピン,明るさが戻ってきました。ピピンは相変わらず食べ物の事を考えています。が,メリーには,今までとちょっと違う?知性が芽生えてきました。彼は,パイプ草についてもう少し詳しく考えたくなってきたようです。
その後,アラゴルンは噂を聞きつけてやってきた人々の世話で忙しい夜を送ったようです。
The War of the Ring : Chapter 9: The Last Debate
リラックスムードはもう少し続きます。次の日,レゴラスとギムリがミナス・ティリスに上がってきました。
It is good to learn that they are still alive, for they cost us great pains in out march over Rohan, and I would not have such pains all wasted.
いいですね~,この無骨で優しさ溢れるギムリのセリフ。
人々はこのみょーな組み合わせのペアに仰天してます。(笑)
2人は,ミナス・ティリスの街は,それぞれ自分達の種族が再建のお手伝いをする必要があるかなと言いますが,その一方で,人間達の,希望を失うような事があってもめげすにまた再生して行く力に感銘を受けます。
さて,メリー,ピピンと再会を果たしたレゴラス,ギムリ。レゴラスは鴎が気になります。彼はこの頃ちょっと海に心惹かれているようです。
The Sea! Alas! I have not beheld it. But deep in the hearts of all my kidred lies the sea-longing, which it is perilous to stir. Alas! for the gulls. No pease shall I have again under beech or under elm.