The End of the Third Age : Chapter 5: The Steward and the King続き
いい響きですよ。この↑セリフ。SEEで,言ってくれるといいですね。
ファラミアはこんな事を言って,人の"pity"は受けたくないというエオウィンを諌めます。
でも,彼は彼女を"pity"と思っているのではないです。
これを受けてようやくエオウィンは,ようやく闇から解放されます。
あの「城壁××」には実はこの意味が込められているのですが,このさいそういう細かい事あまり気にせずお楽しみを~~♪
この章,3つの話が入っていますが,いよいよ2つ目の話,戴冠式です。ここはファラミアがまた外の顔になるので,語り手は,多分久しぶりにフロド,だと思います。
ヨーレスによると,こんな話がゴンドール中に流布してるとか。。
原作では戴冠式を仕切るのはファラミアです。
これに,ゴンドールの国民がこぞって"yea!"と応えます。
ゴンドールには,王位の継承にはちょっと変わった習慣があります。それは前の王が次の王に手渡しで王冠を渡すか,それができない場合は新王は前王の墓まで行ってその手から王冠を取ってくる事。しかし,今回は,王が不在の間1000年も執政家が国を預かって来たとか,ゴンドールとアルノールの関係とか(その話はこちら)で,いろいろ事情があるし,前王の王冠は手ではなく膝の上にあったりとかしますので,ファラミアが執政の権威を行使して前王の王冠を持ってきます。
アラゴルンは一旦王冠を受け取りますが,
こんな事を言って,またファラミアに王冠を返して,やり直しさせます。(ちょっと長いですが,アラゴルンのこのセリフはとても好きです)
順番を書くとこのようになります。
ファラミア→(手)アラゴルン→(手)ファラミア→(手)フロド→(手)ガンダルフ→(頭)アラゴルン
実はこの王冠リレーの意味,なかなか興味深そうだったりします。後で,本を読み終わってからちょっと分析(というほど偉いモンじゃありませんが)してみようかなあと思ってます。
But when he gave you only understanding and pity, then you desired to have nothing, unless a brave death in battle. Look at me, Eowyn!
いい響きですよ。この↑セリフ。SEEで,言ってくれるといいですね。
Do not scorn pity that is the gift of a gentle heart, Eowyn!
ファラミアはこんな事を言って,人の"pity"は受けたくないというエオウィンを諌めます。
でも,彼は彼女を"pity"と思っているのではないです。
But I do not offer you my pity. For you are a lady high and valiant and have yourself won renown that shall not be forgotten; and you are a lady beatiful.
But now, were you sorrowless, without fear or any lack, were you the blissful Queen of Gondor, still I would love you. Eowyn, do you not love me?
これを受けてようやくエオウィンは,ようやく闇から解放されます。
(Eowyn) Would you have your proud folk say of you: there goes a lord who tamed a wild shieldmaiden of the North! Was there no woman of the race of Numenor to choose?
(Faramir) I would.
あの「城壁××」には実はこの意味が込められているのですが,このさいそういう細かい事あまり気にせずお楽しみを~~♪
この章,3つの話が入っていますが,いよいよ2つ目の話,戴冠式です。ここはファラミアがまた外の顔になるので,語り手は,多分久しぶりにフロド,だと思います。
ヨーレスによると,こんな話がゴンドール中に流布してるとか。。
One of them went with only his esquire into the Black Contry and fought with the Dark Lord all by himself and set fire to his Tower.
原作では戴冠式を仕切るのはファラミアです。
Shall he be king and enter into the City and dwell there?
これに,ゴンドールの国民がこぞって"yea!"と応えます。
ゴンドールには,王位の継承にはちょっと変わった習慣があります。それは前の王が次の王に手渡しで王冠を渡すか,それができない場合は新王は前王の墓まで行ってその手から王冠を取ってくる事。しかし,今回は,王が不在の間1000年も執政家が国を預かって来たとか,ゴンドールとアルノールの関係とか(その話はこちら)で,いろいろ事情があるし,前王の王冠は手ではなく膝の上にあったりとかしますので,ファラミアが執政の権威を行使して前王の王冠を持ってきます。
アラゴルンは一旦王冠を受け取りますが,
By the labour and valour of many I have come into my inheritance. In token of this, I would have the Ring-bearer bring the crown to me, and let Mithrandir set it upon my head, if he will; for he has been the mover of all that has been accomplished, and this is his victory.
こんな事を言って,またファラミアに王冠を返して,やり直しさせます。(ちょっと長いですが,アラゴルンのこのセリフはとても好きです)
順番を書くとこのようになります。
ファラミア→(手)アラゴルン→(手)ファラミア→(手)フロド→(手)ガンダルフ→(頭)アラゴルン
実はこの王冠リレーの意味,なかなか興味深そうだったりします。後で,本を読み終わってからちょっと分析(というほど偉いモンじゃありませんが)してみようかなあと思ってます。