ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

ROTK読書 : Look at me, Eowyn!

2004-09-30 23:23:36 | Tolkien・LOTR
The End of the Third Age : Chapter 5: The Steward and the King続き
But when he gave you only understanding and pity, then you desired to have nothing, unless a brave death in battle. Look at me, Eowyn!

いい響きですよ。この↑セリフ。SEEで,言ってくれるといいですね。
Do not scorn pity that is the gift of a gentle heart, Eowyn!

ファラミアはこんな事を言って,人の"pity"は受けたくないというエオウィンを諌めます。
でも,彼は彼女を"pity"と思っているのではないです。
But I do not offer you my pity. For you are a lady high and valiant and have yourself won renown that shall not be forgotten; and you are a lady beatiful.

But now, were you sorrowless, without fear or any lack, were you the blissful Queen of Gondor, still I would love you. Eowyn, do you not love me?

これを受けてようやくエオウィンは,ようやく闇から解放されます。
(Eowyn) Would you have your proud folk say of you: there goes a lord who tamed a wild shieldmaiden of the North! Was there no woman of the race of Numenor to choose?
(Faramir) I would.

あの「城壁××」には実はこの意味が込められているのですが,このさいそういう細かい事あまり気にせずお楽しみを~~♪



この章,3つの話が入っていますが,いよいよ2つ目の話,戴冠式です。ここはファラミアがまた外の顔になるので,語り手は,多分久しぶりにフロド,だと思います。

ヨーレスによると,こんな話がゴンドール中に流布してるとか。。
One of them went with only his esquire into the Black Contry and fought with the Dark Lord all by himself and set fire to his Tower.

原作では戴冠式を仕切るのはファラミアです。
Shall he be king and enter into the City and dwell there?

これに,ゴンドールの国民がこぞって"yea!"と応えます。

ゴンドールには,王位の継承にはちょっと変わった習慣があります。それは前の王が次の王に手渡しで王冠を渡すか,それができない場合は新王は前王の墓まで行ってその手から王冠を取ってくる事。しかし,今回は,王が不在の間1000年も執政家が国を預かって来たとか,ゴンドールとアルノールの関係とか(その話はこちら)で,いろいろ事情があるし,前王の王冠は手ではなく膝の上にあったりとかしますので,ファラミアが執政の権威を行使して前王の王冠を持ってきます。

アラゴルンは一旦王冠を受け取りますが,
By the labour and valour of many I have come into my inheritance. In token of this, I would have the Ring-bearer bring the crown to me, and let Mithrandir set it upon my head, if he will; for he has been the mover of all that has been accomplished, and this is his victory.

こんな事を言って,またファラミアに王冠を返して,やり直しさせます。(ちょっと長いですが,アラゴルンのこのセリフはとても好きです)

順番を書くとこのようになります。
ファラミア→(手)アラゴルン→(手)ファラミア→(手)フロド→(手)ガンダルフ→(頭)アラゴルン
実はこの王冠リレーの意味,なかなか興味深そうだったりします。後で,本を読み終わってからちょっと分析(というほど偉いモンじゃありませんが)してみようかなあと思ってます。

GOF CD : Chapter 15: Beauxbatons and Durmstrang

2004-09-30 23:06:38 | ハリポタ4巻
今日はこまごまとしたお話が多かったので,順番など違っているかもしれません,お許しを。。。

Harry,Siriusに,もう大丈夫と,うその手紙を出します。

Moody先生,Dumbledore先生の方針という事で,授業でImperius Charmに抵抗する練習をさせます。Harryだけなんとか成功します。
(このころのDumbledore先生が何を心配し,何を意図したのかは,5巻を読んだ後でまた読むと,もっとわかるような仕掛けになってますね)

McGonagall先生,早くもO.W.L.の話題を取り上げ,やる気まんまんです。生徒はげんなり。これもそうですが,5巻と合わせての伏線も結構多いですので,5巻をお読みになった方にも,再読,おすすめです。

10月30日に,BeauxbatonsとDurmstrangがやってくるので,午後の授業は早く終わり‥‥の告知を見て,"Brilliant!"と言ったのは,誰かと思えばHarry。Snape先生の時間だったか。(笑)Cedricに知らせなきゃ,と言って去って行ったErnie MacmillanにいぶかしがるRonに,HarryはDiggoryだよと教えます。HermioneはCedricはいい子よと言うと,Ronはハンサムだから好きなんだろう,Hermioneはハンサムってだけで好きにはならない!と言うと,Ron「Lockhart!」と聞こえる咳,がおかしいですね!

みんなS.P.E.W.の会員集めをするHermioneにたじたじです。HarryとRonは単に彼女をおとなしくさせる為に入ったようです。

その頃またSiriusから返事。彼はHedwigを使わないように指示します。どうも彼女は目立つようです。

Halloweenの日の夕刻,生徒達はBeauxbatonsとDurmstrangの到着を待ちます。Beauxbatonsは空から,大きな馬車で現れました。馬車から降り立ったのは,黒サテンのドレスを着た,オリーブ色の肌に漆黒の髪,非常に背の高い凛とした「ハンサム」な女性。彼女がBeauxbatonの校長,Madame Maximeでした。
そして,Durmstrangは,何故かHogwarts城脇の巨大イカ湖から,大きな帆船で現れました。生徒達は粗末な?毛皮の制服を着ていましたが,髪の毛とお揃いのような銀の毛皮をまとって校長Karkaroffが登場。

しかし,Hogwartsの生徒達は,Durmstrangの超意外な生徒に,皆さざめき立ちます。
Viktor Krumです。



ROTK SEE少しネタバレな話です。

2004-09-30 22:36:34 | Tolkien・映画
***タイトル通りROTK SEEネタバレなのでご注意***
この頃ほんの少しずつですが,ROTK SEEの写真が出てきてますね。
ちょうどROTK読書で昨日今日読んだ所に関するものを見つけました。

パランティアを持った(ばっちぃ(笑))アラゴルンや,他数枚の写真の中に混じって,髪型や服装の感じから,ついついアラゴルンと見間違えてしまう(笑)けど,よく見ると,包帯をしている療病院でのファラミア,の写真があるんですね。(昨日から,ファンの間では騒ぎになってます(^^) これリンクしても大丈夫そうなのでしちゃいましょう)
その包帯の巻き方から,なんだか映画ダストのあるシーンを思い出してしまいますが,肌の露出はほとんどありません。ただ,他のシーンは全てきっちり着込んでいるので,これがLOTR随一のサービス・ショット?(笑)(いやぁ~フロド君の筋肉むきむき♪腰巻付きヘソ出しルックには遠く及びませんが(爆))

その衣装なんですが,これって,レンジャー時代からのもののようですね。この時点ではもう立場が違うんですから,ちょっと違う衣装を着せてくれてもいいのに。
それにしても,このような中途半端に○○けた姿で,ローハンの白い姫君の前に現れて,失礼に当らないのかな? 彼女は男性のこういう姿には慣れてはいるのでしょうが。‥なんて,余計な事を心配するのは私だけか!(笑)

ところで,問題。フルサイズに拡大するとわかるのですが,彼は泣いている(目に涙を溜めている)ように見える,少なくてもかなり悲しそうなのですが,一体なぜ?

Run!Run!Run!