ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

ROTK読書:untameable

2004-09-14 23:40:55 | Tolkien・LOTR
The End of the Third Age:Chapter 1: The Tower of Cirith Ungol
やっとROTK6巻(翻訳版では9巻相当)に入りました。

章の初めの部分は,。サムがいよいよキリス・ウンゴルの塔に向かっていく所を描写します。映画には出てこない部分で,彼はかなりいろいろ迷ったあげくに,ようやくモルドールに1歩を踏み出すんですね。
ところが,彼は,現在指輪を持っています。モルドールに入った途端,指輪はuntameableになったという記述があります。4巻(翻訳版7巻)最初の章の名前が,英語で"The Taming of Smeagol"(スメアゴルならし)というのですが,つまり,指輪は「ならし」ができない状態になってしまったというわけです。
急に重みを増す指輪に,サムは,例の有名?な「兵隊を引き連れゴルゴロスを花で一杯にする」妄想を見ます。でも彼は理性を失いませんでした。
The one small garden of a free gardener was all his need and due, not a garden swollen to a realm; his own hands to use, not the hands of others to command.

人に命令して剪定させるのは彼にそぐわないと言うんですね。これでサムも,指輪の誘惑を拒絶した人物の1人,に仲間入りしました。

キリス・ウンゴルの塔の中や周辺では,シャグラトとゴルバグの部下達が何事かを争っている様子。サムはフロドの持っているミスリルのせいでは?と直感します。

BBC版LOTR:Gandalf

2004-09-14 22:43:04 | Tolkien・その他
映画のサー・イアン・マッケランのガンダルフも素晴らしいですが,BBC版のサー・マイケル・ホーダンという人のガンダルフも本物のガンダルフっぽくて素晴らしいです。声もさる事ながら,写真を見ても,髪や鬚が長いというわけでもないのに,不思議とまんまガンダルフじゃん!って感じ。きっと実写にしてもこの人なら演じられたでしょうね。
多分,ガンダルフに関しては,この先映画がいくらリメークされたとしても,「この人じゃなきゃダメ」というような決定的な人って出てこないのでしょうね。むしろ,この人もよいし,あの人もよい,というのが,永遠に続きそうです。ガンダルフって案外,そんなに特殊な存在ではなく,身近にいるのかもね。

BBC版のケレボルンとガラドリエル,素敵ですね。特にガラドリエルは映画版と全然声のイメージが違うのですが,威厳はちゃんと保っているのに,優しさが溢れてます。声を聞いているだけでこの人は偉い人とはっきりわかり,英語にもちゃんと上下関係はあるんだなあと納得しました。

ところで,サムは原作では家に帰ってから蒔けるようにと木の種をもらっていますが,今回CDを聴いててやっとその意味がわかりました。ガラドリエルは,「あの事件」を予知,というか,サムが水鏡で見たものをわかっていたんですね。(って,今頃そんな事がわかるのはマヌケかもしれませんが(汗))

‥いつの間にか,パルス・ガレンに到着しました。

イムラヒル大公にぴったりな俳優は‥?

2004-09-14 21:46:27 | Tolkien・おたのしみ
本館blogで「ハリポタ映画に密かにないものねだり」(例えばこれ)という企画を始めたので,こちらも似たような,というわけではありませんが,ちょっと遊んでみようと思います。。

最近海外の某ゴンドール系キャラファンサイトで,「もしイムラヒル大公が(原作のような形で)出るなら,アラン・リックマンがいいなあ」という書き込みを見ました。アラン・リックマン自体は好きなので,その案には私も反対ではありませんが,その人は一体どのアラン・リックマンのイメージを考えたんだろう?とふと考え込んでしまいました。

  1. ハリポタの皮肉たっぷりなスネイプ教授か
  2. ラブ・アクチュアリーのいぶし銀の中年男か
  3. ロビン・フッドの一見カッコよさげで実はおバカなお代官様か
  4. ダイ・ハードの主役よりカッコいいテロリストか


ハリポタ映画に密かにないものねだり:Mad-eye Moody編

2004-09-14 21:03:45 | ハリポタ全般・J.K.Rowling
Mad-eye Moody役に決まったBrendan Gleesonは,映画Troyでは美人妻を寝取られ,ヘたれ王子とタイマン張って,そのヘたれ王子の兄貴に殺される情けない王様Menelaus,Cold Mountainでは,Renee Zellwegerのへたれオヤジ。あのオヤジは好きなんですが,どちらもへたれ人情家で,それはそれで素敵なんですが,Mad-eye Moodyのイメージと正反対なので,ちょっと心配。

ホント言うと,Mad-eye Moodyは,もしご存命なら,BBC版LOTRでAragornを演じたSir Robert Stephens(McGonagall先生をhair downさせた男(笑)こちら(別館)参照)にやってみて頂きたかったです。もしくは,もし「イギリス人縛り」がなければ,Viggo Mortensenにやってみて頂きたかった。
なにゆえここまで"Aragorn"にこだわるかと言えば,実は私はハリポタ4巻を読んだ後に指輪物語を読み,(原作の)Aragornというキャラの第1印象が,「Mad-eye Moodyみたい」だったから,です。(単純) 特に,BBC版LOTRのAragornの声と来たら,私の中では,ぴったしMad-eye Moody,なんですよ。


ハリポタ映画に密かにないものねだり:Bill Weasley編

2004-09-14 20:57:31 | ハリポタ全般・J.K.Rowling
これは同じ意見を持っている人が他にもいたんだけど,密かにBill WeasleyにOrlando Bloomを推してみたいです。ポニーテールにイヤリングという姿がなんだか彼を思い出させましたので。しかし,もし,Orlando BloomがLOTRに出演せず,有名になってなかったら,本当に可能性のあった話かもしれませんな。。。

ところで,(突然)Orlando Bloomって本名? じゃないよね?
Bloomって,辞書を調べてみたら,
【名】《ギリシャ神話》ブルーム、美の女神(の一人)◆ゼウス(Zeus)の娘たち(美の女神たち)=Aglaia (Brilliance)、Euphrosyne (Joy)、Thalia (Bloom)

だよ。(汗っ;)(by 英辞郎)


GOF CD:Chapter 4:Back to The Burrow

2004-09-14 20:55:30 | ハリポタ4巻
この章では,WeasleyさんがHarryを迎えに来る当日のDursleyさんちのナーバスな様子を映し出します。Vernon叔父さんは1番のスーツを着込み,Petunia叔母さんは神経質におそうじ,Dudleyは‥お尻を隠します(笑) Dursley家にとっては,Weasley家は魔法使いという事自体が非常識なのですが,さらに,彼等の服装も,どんな方法で来るのかも,常識の範囲内なのかどうか,Vernon叔父さんにはとても気になります。

約束の時間に遅れる事30分,時間に正確でないと非常識だと怒り始めたVernon叔父さんの前に,Arthur父さん,Fred,George,Ronの4人が「とんでもない」所から登場です。彼らはFloo Powderでやってきたようですが,実はDursleyさんちは,おそらく灰が散らかるのを嫌って(って書いてありましたっけ?聴きそびれたけど,まあ推測できますから‥)電気暖炉,で,煙突が塞いであったので,出られなくなってしまいました。仕方なく,Weasley父さん,壁を壊して登場です。せっかくPetunia叔母さんが完璧に掃除した部屋も,Vernon叔父さんの1番のスーツも台無しです。

FredとGeorgeがHarryの鞄を取り,先に3人兄弟が帰った後,Harryが行こうとした時,挨拶をしないHarryの家族に,Arthur父さん,カッチ~ン!と来ました。
今度はWeasley家の常識炸裂,です。彼等にとっては,魔法使いという事は置いといて(笑),おはよう,こんにちは,さようなら,ありがとう,が常識なんですね。

こんな常識対決のおりもおり,Harryはふと,Dudleyがおかしな事になっているのに気が付きます。Fredがわざと置いていったお菓子を貪り食ったDudley君,実はEngorging Charm(私の記憶が正しければ,Boomslangの皮をSnape先生の保管庫から盗む為の陽動作戦に使ったヤツですね)が仕掛けられていて,舌が巨大になってしまったのでした。

Arthur父さん,すぐに治そうとしますが,パニックに陥ったPetunia叔母さんが邪魔をして治さしてくれません。Arthur父さんはHarryを行かせますが,Harryは最後に,これもまたパニックのVernon叔父さんがArthur父さんに置物を投げ付けるのを見たのでした。


ここでまた幾つか考える事が出てきました。
常識対決の是非はともかく(笑),この後Dudley君がダイエットに成功した秘訣は,この事件で,少なくても正体不明のお菓子は懲りたという事なのでしょうか? でも何故ボクシングの道を歩む事になったのかは,まだわかりませんね。
で,Petunia叔母さんです。5巻では,DementorもOwl Postも知っている事をもらしてしまう彼女ですが,この日の彼女の行動では,うまくカムフラージュしたのでしょうか。ただ,皆さん,ご覧になりました? 彼女は身を呈して我が子をArthur父さんの魔法から守ろうとしましたね。丸腰で杖を構えた魔法使いの前に立ちはだかったんですよ。これって彼女がMuggleであろうが魔女であろうが,すごい事だと思いません? さすがLilyの妹です。
何気に語られたFloo Network,ですが,これがDursley家に開通したというのは,今後(6巻以降)何かに使われるかもしれないので,覚えておきましょう。

ところで,Lily,Petuniaの姉妹って,本当にLily姉,Petunia妹なんですかね? 私は単純に,映画でPetuniaがLilyを姉を言うシーンがあるのを観たので,そう言っているだけなんですが。



Run!Run!Run!