ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Cornelius Fudgeの弁護を試みる

2004-09-25 23:56:26 | ハリポタ5巻
***6巻の噂含みます注意***
4巻後半~5巻にかけて人気急降下のFudge氏ですが,私は彼はホントは,今でもHarryが4巻の途中まで感じていたように,親分肌で親切な人だと思っています。彼は,おそらく,神経質で,自分のやり方を否定されるのを極端に恐れる人なのでしょう。自分のやり方が正しい事を証明する為に,常識にしがみつくのだと思います。

彼のそういう所は,すでにこちらでも挙げてますが,3巻で,Marge伯母さんを膨らませて家出したHarryとの初対面の時にもう出ています。
"They are your family, after all, and I'm sure you are fond of each other - er very deep down."(POA 3)

彼は表にはあまり出してないように見えますが,おそらくこの時早くもHarryに対して「本能的な嫌悪感」を持ってしまったと思います。これは同じ3巻の後ろの方でSnape先生に言っているセリフから垣間見る事ができます。
"Harry Potter, you know ... we've all got a bit of a blind spot where he's concerned."(POA 34)

でも,そうは言っても,元々気の小さい彼は,ギリギリまでHarryには常識的な態度で接しようと努めているように見えます。
でも,ギリギリ頑張っていた彼もついに,爆発してしまいます。彼がHarryに持った嫌悪感の直接の原因は"Parselmouth"なのかもしれませんが,根はもっと深いのです。
"And if I have?" he said, looking at Dumbledore. " If I have discovered that you've been keeping certain facts about the boy very quiet? A Parselmouth, eh? And having funny turns all over the place -"(GOF 36)

何故ならば,
"It seems to me that you are all determined to start a panic that will destabilize everything we have worked for these last thirteen years!"(GOF 36)

Dumbledore先生は路線変更でもいいじゃない?と言うのですが,彼はVoldemortの事より,自分が13年間努力して築いてきた物を変えられたくないんですね。(Voldemortの復活を暴いてしまったのはHarryなのですよね)

そんな彼の性格を見抜き,利用してきたのがLucius Malfoy氏を始めとする元Death Eater達です。多分彼を応援するような事を言って「寄付」を渡し,意のままにコントロールしたのでしょう。(特に5巻)

本当は,安定した時代なら,Fudge氏は優秀で人柄の良い魔法大臣,で自分のキャリアを終える事ができたのでしょうね。そういう意味では,ホントに運が悪くてお気の毒だったなあと思います。

5巻の終わりの状況では,彼は被害者だったかわいそう,と言うには,あまりに事が大き過ぎますので,もう魔法大臣を続けられないだろうなあと言うのは,かわいそうだけど,納得です。



TOEIC860:Month1 Week3

2004-09-25 23:02:20 | 英語・TOEIC
今週は,ちょっと毛色が違い,注文をまとめて請求書を作成するというタスクです。e-mailを読んだり,安売りセールの広告を呼んだり,在庫管理部門の話を聞いたり。
プライマリ・テストの結果が返ってきました。
やっぱり,今まで自分が得意だと思っていた分野を塗り替えなくてはならないとわかりました。パートⅦだめじゃん!(汗)リーディングの時間は少し余っているので,ちょっと注意深くやらなくては。。。。


BBC版LOTR:ヘルム峡谷の戦い

2004-09-25 22:49:25 | Tolkien・その他
ROTKの読書の方は,会社にファイルを忘れてきてしまったので,来週までお休み。
BBC版LOTRは,今日はヘルム峡谷の戦いの辺りと,サルマンに会いに行く場面を聞きました。ヘルム峡谷の方は,映画と比べてしまえば,エオメルがいてエオウィンがいないというだけでなく,(アラゴルンの崖落ちなんてないので)セオデンのお出迎えシーンも全然違うし,レゴラスとギムリはもっと親密そうだし,それに映画には出なかったアラゴルンの"parley"(すみません,この部分の翻訳版を持ってないので訳せません(汗))のシーンもあります,って言うか,ほとんど,今挙げた所がメインでした。映画に比べるとこの戦いは意外なほどあっさり終わってしまうんですね。(汗)
ヘルム峡谷の話と,木の鬚とメリー,ピピンの話と,フロド,サムルートが平行して進むというのは映画と同じです。特にヘルム峡谷と木の鬚のシーンの切り替えは,映画と同じような印象があります。

アイゼンガルドへの道,原作では結構長々と語られたと思うのですが,これもあっさりと到着。で,再開シーン,ですが,ギムリ,怒ってないのかな?と思ったら,やっぱし怒っているのがわかってきました。(笑) ガンダルフは,とても暖かいですね。

サルマンとの会見シーンは,セオデンの声が威厳があり,サルマンの声が若々しいので,なんだかセオデンが喋るとサルマンかな?と思ってしまいます~(汗)

Run!Run!Run!