ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

GOF CD:Chapter 9: The Dark Mark

2004-09-21 22:11:11 | ハリポタ4巻
***4巻5巻は既読前提のお話です。***
長い章でしかも序盤の大事な場面で,難しかったです。

賭けをした事をお母さんに言うなよと心配そうなArthur父さんに,双子,大きな計画の為にやっているんだから大丈夫。父さん,計画って何の事だかわかっているようです。(誰でもわかってる(笑))
テントに帰ってもしばらく興奮が醒めず,皆なかなか寝ません。まあ,当然ですけどね。(笑)

ようやく子供達がぼちぼち眠りについた頃,最初の大事件発生。キャンプ場の管理人のMuggle一家が「さらし者」に。実はこの本を読んでから2年以上経っているので,詳細を忘れてましたが,この最初の事件は,お下劣なDeath Eatersの,ただの悪戯だったんですね。それにしても,なんでこんな低俗な事をやるんでしょ。Death Eatersって純血の魔法使いが多そうだから,Muggleが珍しいんでしょうかね? W-cup会場でMalfoy氏がHermioneに怪しい笑みを浮かべたのは,こういう事だったんですね。

そこでHarry達は,妙な仕草をするWinky発見。まるで見えない誰かい引っ張られているように走っていたようです。はー,そういう事だったか。既読前提なんで言っちゃいますが,引っ張っていたのは,Crouchジュニアですね。低俗なDeath Eatersに怒ったのは私達だけではありません,Voldemortに忠実なDeath Eater,Crouchジュニアもです。なんかそう考えると,Crouchジュニアってちょっと好きになってきました。

Harryは自分の杖がなくなっている事に気が付きます。これはヤバイ。
しかし,ふと,目の前の木を見ると,何かおかしな事が起きています。
"Morsmordre"の呪文と共に,何かが打ちあがります。それは緑色の蛇をくわえたドクロ。その時,何が起きたか呆然としている,Harry,Ron,Hermioneの前に,Ministryの魔法使いが表れます。で,いきなりStunning Charm! (それはヒドイなあ‥)Harryの機転で辛くも3人は直撃を免れましたが,‥‥それにしても,もしRonがMinistry勤めのお父さんを持ってなかったら,どうなっていたことかと考えたら‥‥。

しかし,木の中からWinkyが見つかり,事態は思わぬ方へ発展。

Arthur父さんの,
Is Harry Potter likely to conjure the Dark Mark?!
にはとっても,感激しました。(ていうか,そう言われないとわからないAmos Diggoryさんって,大丈夫なの?‥‥,と考えてしまいますが‥。)

この時の,厳しいCrouch氏の言動(Harry達に対してもWinkyに対しても),確かにヒドイと言えばヒドイですが,Death Eaterになってしまった息子を罰しなくてはならなかった彼の過去を考えると,しょうがないのかな,とも思えます。

ところで,それまでおとなしかったHermione,何故かオジサン達のWinkyへの態度に大激怒。ここから4巻5巻,おそらく6巻でもまだ続く事でしょう,大迷惑?と言っちゃいけませんが(笑)Hermioneの,House-elfの人権を確保しよう大作戦が始まります。(汗)

一段落つけて,テントに帰ろうとする一行ですが,Arthur父さんに声をかける人達の様子を見て,彼は慕われているんだなあという事がわかります。

Harryはその後ベッドに入って,いやーな予感に襲われます。ここがいよいよ4巻5巻にまたがる長くて辛~いトンネルの始まりだったとは,Harryはもちろん,読者さえも知る由もありませんでした。(汗)


ROTK読書:Wind from the West

2004-09-21 21:56:35 | Tolkien・LOTR
The End of the Third Age : Chapter 2: The Land of Shadow続き
フロドとサムはオークのキャンプに差し掛かります。
映画では描かれていませんが,この辺りまで彼らは山の中に隠れるように進んでいますが,やがて山も切れて,完全に隠れて進む事が難しくなりつつあります。

キャンプの端では2人のオークが言い争いをしていました。どうやらゴラムの事を噂しているようです。ここでフロドとサムはゴラムが生きている事を知ります。オーク達はシャグラトの配下のオークのようですが,もう既にリーダーをリーダーとも認めてないようです。最後に,ナズグルにたれ込むのたれ込まないので怒り狂った一方がもう一方を襲いますが,逆に殺されてしまいます。

‥皆そうしてくれたら心配事は半分になるのになあと冗談を言うサム。(^^)

フロドは地図を裂け谷で見たきりであまり覚えてないけれど,と言い,滅びの山までの距離をおおよその見積もりをしますが,まだ約1週間位かかりそうです。日毎に指輪が重くなってきているので,これはかなり辛いです。

この辺り,盛んに「西から風が吹いてくる」と書いてあります。アラゴルン達はもうミナス・ティリスを出発したのでしょうか。もしかすると,もう既に十字路辺りに着いていて,ガンダルフの口上が西風を招いているのかもしれませんね。(Rev. 9/22まだでした→次の記事で)

サムはフロドが寝ている間に水場を探しに行きます。ラッキーな事によい水が見つかりましたが,どうもゴラムらしい陰を見ました。
I wish he had been shot.
ヘンネス・アンヌーンで撃たれてしまえばよかったんだという事ですね。相変わらずゴラムに厳しいサム。名前は出されてないけど,今頃ファラミアは,療病院の城壁から東の方をぼーっと見つめている頃でしょうか。

Run!Run!Run!