Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

バルコンで過ごす準備

2020-06-13 | 生活
ベットの足元ラムプを購入した。コロナ騒動以来初めてのアマゾン発注だった。昨年までは冬のお籠りでしか使っていなかった。しかし、スマートプラグを装着してタブレットでタイマー操作なども出来るようになると俄然使いやすくなった。勿論ベットで本を読むと為には足元ラムプは役に立たないが、タブレットを見るだけであると、足元で点けておくと温度も上がらず丁度目のコントラストを弱くするために都合がよいのだ。なによりも夏場の枕電球の暑さは鬱陶しい。

それでよかったのだが夏場はバルコンで過ごすことも出来てくるので、そこへと足元ラムプを持って行く必要があった。つまりもう一つ同様のラムプとスマートプラグが必要になった。所謂間接照明をプラグから直接取って、その間にスマートプラグを挿むと従来のラムプ以上に使い勝手が良いのである。タイマーも点滅も思いのままだ。更に消費電力まで管理可能である。

同じ電球をもう一つ購入して使った。今までのものは傘がメッシュだったので光量は多かったが、夏場に関してはこれで充分である。但し価格はこの手のものとしては12ユーロと可成り高価だ。現行のものはIKEAかどこかで6ユーロ否6マルクほどしか出していないとなると4倍の価格になる。この三十年ほどの物価上昇は激しい。

スマートプラグ自体はスタンドバイしているので電力を消費すると思うが、小まめに付け消しすることで有利である。一昨年前までは寝室の明かりはタイマー装置になっていたので要らぬ時にも点いていた。今はベットに向かう前に点灯が可能になって、所定の時刻には消灯する。更に点灯して消灯するのもベットの中からだから気持ちがよい。

先日のクリーヴランドからのアーカイヴ放送を録音した。ジュージ・セル指揮の「ミサソレムニス」である。まだ一通り流していないが、興味深かったのは歌手にエルンスト・ヘフリガーが入っていることだ。生活に困っていて日本で募金活動が行われたのはハンス・ホッターと思うが、ヘフリガーもカール・リヒターなどと何度も日本へと旅行している筈だ。個人的には息子のルツェルン音楽祭の支配人ミヒャエルの方が馴染みが強いが、彼も昨年ハラスメントで調査が入っていたようだ。道理でアカデミーの責任者が辞めてしまったのだった。個人的には秋の対処の仕方でその評価をしたいと思っている。僅かばかりでも寄付を出すとどうしても口出しをしたくなるのである。

本日は社会学者の創始者マックス・ヴェーバーの没後100年で賑わっていた。14日である。ミュンヘンで久しぶりに教職に復職して直ぐに亡くなったようだ。墓があるように、ハイデルベルクへと死体は戻って来たのだろう。二三日番組などが続きそうなので、知らないことが沢山耳に入るだろう。

土曜日は、キリル・ペトレンコのベルリンでのシーズン最後の登場で、ガイスターコンツェルトが再び放送される。聴衆が入らないので詰まらないのだが、生放送を9ユーロ出すのは今回は止めようと思う。ラディオで充分で、先日のラトル指揮の生中継とは全く違う「グランパルティータ」を聴かせてくれるだろう。この曲はヴィーンでフルトヴァングラーもスタディオ録音しているので比較がとても楽しい。カラヤン指揮は無いのかもしれない。ということでとても貴重である。



参照:
バルコンでPCで寛いだ午後 2010-08-02 | アウトドーア・環境
印象に残る追悼文の数々 2014-01-24 | 雑感

コメント
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