デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
CALENDAR
2013年2月
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
前月
翌月
ENTRY ARCHIVE
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月
2023年08月
2023年07月
2023年06月
2023年05月
2023年04月
2023年03月
2023年02月
2023年01月
2022年12月
2022年11月
2022年10月
2022年09月
2022年08月
2022年07月
2022年06月
2022年05月
2022年04月
2022年03月
2022年02月
2022年01月
2021年12月
2021年11月
2021年10月
2021年09月
2021年08月
2021年07月
2021年06月
2021年05月
2021年04月
2021年03月
2021年02月
2021年01月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年09月
2019年08月
2019年07月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2019年02月
2019年01月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年09月
2017年08月
2017年07月
2017年06月
2017年05月
2017年04月
2017年03月
2017年02月
2017年01月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年09月
2016年08月
2016年07月
2016年06月
2016年05月
2016年04月
2016年03月
2016年02月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年09月
2015年08月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年08月
2013年07月
2013年06月
2013年05月
2013年04月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年03月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年07月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
2007年07月
2007年06月
2007年05月
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2007年01月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年09月
2006年08月
2006年07月
2006年06月
2006年05月
2006年04月
2006年03月
2006年02月
2006年01月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年09月
2005年08月
RECENT ENTRY
アドリブから生まれた「ぼく、ドラえもんです」…大山のぶ代さん死去
独立門
シューマッカー監督へのインタビュー
大谷翔平50-50を後押しした敵将の粋な采配野球人の誇り滲ませ…一塁空いた状況で「勝負に…
スキラッチ氏が死去…59歳90年イタリアW杯得点王&MVP、94〜97年に磐田でプレー
王宮里遺跡へのアクセス
広蔵市場(1)
東大門(1)
じっとしているべき時間
田中敦子さん死去で各業界が追悼出演作品・企業・声優仲間たち「素晴らしいお声で命を吹き込ん…
RECENT COMMENT
オペラ座の灰燼/
近江八幡(1)
will/
近江八幡(1)
オペラ座の灰燼/
久しぶりの東京
will/
久しぶりの東京
オペラ座の灰燼/
近江神宮(1)
will/
近江神宮(1)
オペラ座の灰燼/
大阪の市営バス
オペラ座の灰燼/
今年の紅葉(2)
will/
大阪の市営バス
will/
今年の紅葉(2)
RECENT TRACKBACK
CATEGORY
韓国
(134)
ひとりよがりな回想
(270)
タイ王国
(356)
西班牙彷徨
(75)
紐育(New York)
(28)
台湾
(24)
小説
(220)
デジカメ
(987)
オペラ
(15)
Movie
(77)
絵画
(77)
ミュージック♪
(205)
勉強の内容
(52)
Weblog
(415)
BOOKMARK
OperaLuciaのチャンネル
YouTubeでの私のチャンネルです。
マル恥メディア
シムリー(講座の先生)のサイト
京都&神楽坂 美味彩花
ぱすてるさん
―本のすこし窓を開けて―
アンナ・ドンナさん
本嫌いさんの読書感想文~カラマーゾフの兄弟はいつも貸出中?!
雪こぐまさん
露西亞彷徨!?記 第弐篇
ロシアでのつかの間の記憶
フレイムハウス
私が時々出没するカフェバーです。
goo
最初はgoo
MY PROFILE
goo ID
phantom_o_t_o-0567
性別
都道府県
自己紹介
「オペラ座の灰燼」です。美術館や古い建物や廃墟が好きです。メールは
nostalghia-1983★hotmail.com
★ → @
SEARCH
このブログ内で
ウェブ全て
URLをメールで送信する
(for PC & MOBILE)
ギャルリ・コルベール(3)
ひとりよがりな回想
/
2013-02-24 00:44:05
ロトンドのヴィーナス像
ただでさえ人気の少なかったギャルリ・コルベールは、ギャルリ・ヴィヴィエンヌと同じく、盛り場の覇権がパレ・ロワイヤルからグラン・ブールヴァールに移り、パレ・ロワイヤルから娼婦を追放する命令が出されると衰退していった。ギャルリ・コルベールは娼婦すら出没しない不景気なパサージュになったが、かつて娼婦たちのたまり場であった家具付きホテルだけは細々と営業を続けていたという。そのころのロトンドはガレージとして使われていたとか…。
ヴィーナス像を私も気持ちだけこの人のように撮った(笑)
ギャルリ・コルベールがこうも美しい理由として、前回「ギャルリ・ヴィヴィエンヌに並行する形でつくられているパサージュであることから、「お隣」の成功に刺激されその対抗意識から建てられたゆえ、より美しく洗練され高級感を漂わせている」といったことを書いたが、現在に残る形でこうもピカピカになっているのはもう一つ理由がある。
ギャルリ・コルベールが敷地が隣接する国立図書館に買い取られ、そこに分館が建設されることが決まったのは1975年、その時点でパサージュはかなり傷みが激しく全面的な解体も検討された。最終的にパサージュを最初の状態に復元しようという建築家ルイ・ブランシェの設計図が採用され、十年の歳月をかけてレプリカが造られたことが、そのもう一つの理由である。つまり画像にあるギャルリ・コルベールは国立図書館の分館として復活を遂げた姿なのである。
……すべてこうしたものが、現在われわれが眼にするパサージュである。だが、かつてのパサージュはそうしたものではまったくなかった。「というのも、今日、つるはしによってその存在を脅かされるようになって初めて、パサージュはじっさいに束の間のもの(エフェメール)を崇拝する神殿となり、昨日までは理解されえなかったと思えば、明日にはもう知る人もなくなっているような快楽と呪われた諸々の職業との幽霊じみた風景となったからだ。」ルイ・アラゴン『パリの農夫』パリ、一九二六年、一九ページ■蒐集家■ [C2a,9]
プチ=シャン通りの方の出入口へ
あまりに整い過ぎた美人に男が寄ってこないのに似て、この洗練されたパサージュは、宿命のライバルたるギャルリ・ヴィヴィエンヌに比べて、いま一つ人気が出なかったのである。
消費者というのは、一度でも自分を跳ね返すような冷たさを盛り場に感じてしまうと、二度とそこに足を踏み入れようとはしないのだ。猥雑さというのも、消費者を惹きつける重要な要因なのである。
鹿島茂『パリのパサージュ』(平凡社)
新規の取引先や顧客に「他人がまねできない高級な接待をできることを見せ付ける」ために利用するような施設が客を選ぶところならばともかく、パサージュという施設において客が寄ってこないというのは商売にとっては致命的だ。
ギャルリ・コルベールのことを思い出すと、青年期の頃に感じたあることもついつい思い出してしまうのだ。自然の風景や食べ物を観光の目玉として大いに売り出している某都道府県のある山間のホテルに泊まったことがあったのだが、レトロな雰囲気と高級感を漂わせたそのホテルは「あまりに整い過ぎた美人たち」で経営しているような雰囲気で、バブル崩壊後でも本当はこちらで客を選びたいんですよ、といった冷たい空気が漂い居心地の悪さが際立っていた。その数年後だったか、そのホテルに閑古鳥が鳴き出し、TVの企画でホテルのオリジナル料理で客足を回復させたい、と某料理番組の有名シェフがホテルに出向いて新メニューをホテルの提供するのだが、その時に画面に現れた三人の従業員とホテルのロビーの雰囲気は私が体験したその頃とほぼ変わっていないことが画面からも感じられたのである。あの有名シェフの「起死回生」の新メニューはあのホテルにとってどれほどの収入アップに貢献したのか知るよしもないが、泊まるに恐れ多いホテルは入りづらいパサージュであったギャルリ・コルベールと共通点があるかもしれないなと、思ったものだ。
もときた出入口で少し警備員さんと話した。以下がその会話。
「美しいパサージュでした。ありがとう。」
「どこ(の国)からですか?」
「日本です」
「Oh, TOYOTA!(笑)」
「パリでもトヨタの車を見かけます」
「(いい車をつくるね、といったようなことのあとに)君の住んでいるところはフクシマの近く? ツナミは大丈夫だった?」
「いえ、離れています。」
まさかパリのなかにて、TOKYOよりもFUKUSIMAという地名、TSUNAMIという現象の語を耳にするとは思わなかった。私は「いえ、離れています。」のあとに「残念な事故でした」という英語が出てこなくてもどかしくなった。フランスも原発大国であり、隣国に電力を売っていることもあってかあの事故には並々ならぬ関心があるのだろうと、初めて現地で感じた瞬間だった。
コメント (
0
)
|
Trackback ( 0 )
goo ブログ
編集画面にログイン
ブログの作成・編集
gooおすすめリンク
おすすめブログ
【コメント募集中】スタッフの気になったニュース
@goo_blog
【お知らせ】
【gooブロガー・先着】dアカウント連携でdポイント2,000pt
ブログを読むだけ。毎月の訪問日数に応じてポイント進呈
【コメント募集中】goo blogスタッフの気になったニュース
gooブロガーの今日のひとこと
訪問者数に応じてdポイント最大1,000pt当たる!