缶詰だけど、それが何か?

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again031_Part2_平牧三元豚生ハム

2010-08-03 18:54:11 | 食べ物
どんぐりころころ どんぶりこ

転がるドングリを追いかけるのはリスやネズミ、大塚ばかりではない。
かつては人間だって追いかけて、食用にしていた。
ちょっと前に流行った、のか?どうかわからんけれど、
縄文クッキーにもドングリは使われていたし、灰汁抜きすれば喰えるらしい。

Bellota
ドングリをスペイン語でこう言う。
Cerdos Ibéricos de bellota
イベリコ豚の最上級の物をこう言う。
ヤツらは放牧中にドングリを喰って肥育する。
だからベジョータのイベリコ豚と言われる訳である。
で、この後脚で生ハムを作ると、
Jamon Ibéricos de bellota
ハモン・イベリコ・デ・ベジョータとなり、生ハムの王様になる訳である。

まあ、こんな物はスペイン人だってそうそう喰えるものではない、
ホントに希少なものである。

昼ごはんの後片付けをばばっとしたら、1階にこもる。
何時までかかるかと思ったら、17時には終わる。
Mちゃんが、パン教室の後に約束があるらしく、そのおかげである。

パスタはヘビーだったので、食欲がない。
嫁さんもパン教室で試食しているので、さほど食べたくないらしい。

ボウルにごま油大さじ1と塩小さじ1、おろしニンニクを撹拌して、
さっと茹でた昼残りのモヤシを放り込でよく和える。
冷蔵庫で冷やせば、ナムルの完成である。



まだシャキシャキとした食感が残っていて、いい感じだけれど、
ちょっと豆板醤で味をしめてもよかったかもなあ。

木曜日の宅配野菜で来たシメジをバターで炒める。
バジルをふって香りを加えたら、ポン酢を少々。



バターとポン酢が合うとはこれっぽっちも思っていなかったけれど、
バターのコクを活かしながら、さっぱりと食べられる、
いい組み合わせかも。

菜食主義者になるつもりは毛頭ないので肉も食べる。



平牧三元豚生ハム
届けられてからもう1か月以上経つけれど、まだぎりぎり賞味期限。
今まで放置していた理由はオレ自身が知りたいぐらい。



内容量40gなので、たった3枚である。
米を喰って育った三元豚である。
ただし、細かい刺しが入っていて、食感はなかなか。
甘みも多少はあるし、いいかもしれない。
ドングリを食べて育った豚ではない、
だから牛肉並みの赤さはないし、艶もないけれど。

again031_Part1_ゴマ味噌パスタ

2010-08-03 17:07:06 | レシピ
8/2(月)

un pour tous, tous pour un.

英訳すれば
one for all, all for one.

ラグビーで使われる言葉だけれど、W杯アフリカ大会でも何度か目にした言葉。
ただ、ラグビーから来ている言葉ではない。

ダルタニャンと三銃士の活躍というか、4人の友情物語というか、
ダルタニャンの成り上がり物語というか、なんとも、だけれど、
「三銃士」でアレクサンドル・デュマが使った言葉である。
ただし、このおっさん自身はいかがなものか?
三銃士に前後してヒット作を出すけれど、最後は破産。

三銃士になりたかったダルタニュン以上にデュマは拳銃の名手。
同じく射撃の名手だった友達と論争になる。
双方とも死ぬ可能性があったからくじ引きでどちらかが自らを撃つことになった。
撃つことになったのはデュマ、そして1人で部屋に入る。
大きな音がしたので、その友人が心配して部屋へ。
そこには立ち尽くしたデュマの姿。

驚くべきことが、起こった。私としたことが、撃ち損じた
まあ、こんな感じである。
友情物語を書いた作家の真実はこんなもんである。

朝からまたも掃除機をかけたり、ばたばたとする。
パン教室だけれど、今日は事情を全て知っているMちゃんなので、家でのんびりする。

なので、昼ごはんは嫁さんの分も作る。

昨夜、米をほとんど食べていないので、白米がたんまりある。
やたらと蒸し暑いので、蕎麦でもうどんでも素麺でもパスタでも。
選択権は嫁さんに与えるけれど、さすがに11時、食欲も何もない。

しょうがないので考える。
昨日、ヒルマで買ってきたモヤシを今日中になんとかしないと。
おまけに昨日のかどや製油のごまだれもある。
最有力候補はうどんである、ゴマだれでつるつると食べる、
それがオーソドックスな食べ方である。
刻み海苔とネギでいい感じじゃないですか。

それじゃあ、つまらん。
だって、ゴマは何だって合うじゃん、和洋中、何にだって。

ジャガイモ1個の皮を剥き、水にさらして灰汁を抜く。
電子レンジで加熱して、また水にさらしてぬめりをとる。
また電子レンジで加熱して、水にさらしてから水分を切る。

フライパンにオリーブオイルをひいて、弱火でジャガイモを炒める。



ジャガイモの水分を飛ばしたら、細切りにしたチャーシューを加える。
しっかりと炒めたら、モヤシを投入。



鶏ガラスープの素、黒コショウを加えて炒め合わせる。

ボウルに練りゴマ大さじ1.5と味噌大さじ1.5を入れ、みりん大さじ1で伸ばす。
ただし、これではまだまだ練りゴマなので、ポン酢を少し加え、
さらに鶏ガラスープの素と水を加えて伸ばす。
味噌には同じ発酵食品のチーズが合うので、パルメザンを加えてコクを出す。

パスタはディチェコのスパゲッティーニ。
8分半茹でたら、モヤシのフライパンでオリーブオイルを絡ませる。
ボウルのゴマだれを加えてしっかりと撹拌、ごま油を一回しすれば出来上がり。



味噌の塩辛さにビビり過ぎだ、いや、ホント。
それにちょっと豆板醤を加えた方がよかったかもしれない。
デュマと友達よりもよっぽど仲がいいハズだし、味噌とゴマは。