缶詰だけど、それが何か?

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again052_Part1_フレスガッセ(ソーセージ/軽井沢)

2010-08-24 22:36:30 | ドライブ
8/23(月)

自然は決して我々を欺かない、我々を欺くのは常に我々自身である

個人は自由である、その自由を行使しようとすれば、他人と衝突する。
だから、個人同士が契約し、そしてこれは社会契約として考える。
ジャン・ジャック・ルソーが唱えた社会契約論とはこんな内容。
彼は社会契約をふんだんに行使する。
下宿していた女中を愛人として、5人を孕ませ、5人とも孤児院送りにした。
彼は女性は妊娠するという自然に何度も欺かれた、そんな生涯。

さあ行くゾ
昨日とは打って変わって、出かける気マックスである。
8時前に起きてきた嫁さん、今日はJATICのページを見ても何のその。
しかも、めざましテレビの占いで2位なのだ、嫁さんに従おう。

ただし、10時に家を出て、すぐに間違いに気付く。
環八じゃねえよ、環七だ環七、向かう先は。
ああ、道を間違えた。
しかし、これは自然による過ちではない、あくまで自分に欺かれたのである。

ただ、そうは言っても、石川台から中原街道に入り、環七へ向かえばいいだけのこと。
中原街道を進んで長原陸橋の手前で環七に入るために右折車線へ。
ホントに何の気無しに、ハンドルを切って、しばらくして間違いに気付く。
TDRじゃねえよ、幕張でもねえよ、練馬だ練馬、向かう先は。
ああ、道を間違えた。
しかし、これは自然による過ちではない、あくまで自分に欺かれたのである。

しかし、車線変更をすれば、多重衝突で間違いなく死ぬ。
しょうがないので環七の内回りへ、小池歩道橋の先、夫婦坂交差点を左折。
それからUターン、こんなつまらんことで二度とキップ切られたくない。
上馬交差点まではすいすい、ここから大原交差点までぐだぐだ。
ああ、死ねる。
そこから目白通り、関越、上信越はすいすい。
たださあ、避暑地だよね?軽井沢って。
ウィンドウから入ってくる日差しがじりじりと。
降り立てば、日陰は涼しいけれど、日向は東京以上の日差しが痛い。
避暑地の軽井沢ですら、このおかしさ、自然は我々を欺くのだ。

結局、3時間半以上かかって、ようやくたどり着く。



フレスガッセ
前回、来たのはちょうど1年前。
外観はまったく変わっていない。
ただ、若女将とおぼしき女性が店内を切り盛りしているような。
看板娘のおばあちゃんはキッチンにいる、お父さんもいないけれど・・・。

いつも土日に来ていたので、まったく知らなかったけれど、
平日にはランチメニューがある。
ベーコン&ソーセージ トマトのクーリー
トマトのクーリーってなんだ?聞いてみると、
トマトを賽の目に切って、オリーブオイルとビネガーで和えたソースとのこと。
今しがた最期の1皿のオーダーが入ってしまいまして・・・
ああ、二大好物が目の前で逃げ出した、道を間違えなければ、なんて後悔しきり。

ただ、まあそれでもいつも通りだ。



ヱビスビール(600円)
燻製にはこれである、当たり前だ。
これをちびちびと楽しむこと30分。



ソーセージ盛合せ(1,200円)
これまでは3種類、大きさや太さが違っていたけれど、
見た目はほぼ同じ、どれがフランクでどれがハードでどれがポリッシュかわからん。
ただ、食べれば、使っている香辛料、肉の挽き方がまったく違う。
違いはわかるんだけれど、どれがどの名称だか、それはわからん。



スペアリブ(1,200円)
前回は電子レンジで加熱したぐらいだったけれど、
燻製にしたスペアリブをフライパンで焼いたある。
しかも、かなり塩・コショウがふってある。
だから、燻した香りがかなり打ち消されてしまっている。

まあ、1年も来なければいろいろ変わる。
値段も変わったし、通し営業は終わって14時半にまた変更、
お土産を買うお客さん意外は入れなくなる。

欺かれつづけたのはオレだけれど、欺いたのは誰だろ?