缶詰だけど、それが何か?

缶詰、レシピ、散歩、食べ歩き、いろんなものがあります

again048_Part2_品川と目黒の境を眺める

2010-08-20 23:51:09 | 歩道橋
京都にいるときゃ忍とよばれたの 神戸じゃ渚と名乗ったの
横浜の酒場に戻ったその日から あなたが探してくれるの待つわ
昔の名前で出ています

「自動車ショー歌」「恋の山手線」なんてコミックソングも歌ったけれど、
本業はギターを持った渡り鳥、日活のスターだった。
ただ、美空ひばりとの結婚以降はどうにも。
大瀧詠一のプロデュースした「熱き心に」ぐらいか?復活したのは。

かつて、マイトガイと言われた小林旭も今年72歳、
昔の愛称では出られないだとうなあ。

なわてを出て、また武蔵小山駅に戻る。
だだっと戻って信濃屋さんへ。
ハニーローストピーナツが安いので、嫁さん用にお買い上げ。
カルディもつらつら見るけれど、あまり食指が・・・。

また駅前まで戻る、午前中の曇り空とはうってかわって、
日差しがじりじりと降り注ぐ。
パチンコ屋の横から都道420号、26号線通りに出る。



目黒区
駅前から100mぐらい進めば、すぐに品川区小山から目黒区目黒本町になる。
しかし、東天地本通りってなんだろね?
昭和な香りが漂うスナックとかがありそうだけれど。

この辺りは区画整理なんて言葉とは無縁だから、縦横斜めに道が走りまくる。
五差路、六叉路なんてそこら中にある、そしてまかり間違って入ると、
リアル迷路へようこそ、となる。

東天地本通りから北西へ400mぐらい進む。



アンティークカフェと看板にある。
建物がアンティークだからなのか?そんな感じの、
いつ崩れ落ちてもおかしくないような三角なビル。
1970年代に勘違いしちゃったような、そんな建物。

150mぐらい進むとバス停。
月光原
この辺りが、かつては田畑で月に照らされていたから、とか、
月光上人という高僧にちなんで、とか、
7代将軍・家継の生母の出家後の月光院にちなむ、とか諸説あるけれど、
いい名前だよなあ、目黒本町よりも、遥かに。
昔の名前の方がいい、そんな地名はそこかしこにある。

月光原バス停を通り過ぎて200m。



目黒本町歩道橋
片側1車線の26号線通りを跨ぐ。
こちらは折り返し型、向こう側はストレート型の階段が1脚ずつ。



目黒本町歩道橋 階段部分
折り返し型の階段は傾斜が違うのだ。
地上からはかなりの急勾配、そこから上は緩やかな階段。
これは初めて上った階段、ちょっと驚く。



大井町方面
左側に見える横断歩道の先の辺りまで品川区が伸びているけれど、基本は目黒区。
都道420号は直線なので、遥か先に武蔵小山の先、平塚橋交差点まで見える、
もちろん、視力1.5のおかげではあるけれど。



三宿方面
目の前にランドマークが他に何もない学芸大駅のランドマーク、
NTT唐ヶ崎ビルの鉄塔。
目の前の交差点を左に曲がって道なりに進めば、東急目黒線の洗足駅に出られる。

左側に下りて300mぐらい進む。



目黒郵便局前交差点
目黒通りに突き当たる。
このまま進めば東急東横線学芸大学駅の北側を抜けて、
246号の三宿交差点へと向かう。
三宿に行ってもいいけれど、暑いのだ、とにかく。

左に曲がって、てけてけ進む。
1kmぐらいでダイエー碑文谷店に着く。
表のベンチで一服してまた進む。



碑文谷歩道橋

冬のきつい西日の中を上ったんだよなあ、12月に。
ただ、今日はそのまま素通り。
柿の木坂陸橋を通り過ぎて、都立大駅から東横線沿いに進む。

東横線沿いでふと見上げる。



雲から日差しが東に伸びる。
ぼんやり見上げながら、自由が丘へと下る。
この辺りは碑衾村、この名前の方がよかったよなあ。

again048_Part1_らーめん つけめん なわて(ラーメン/武蔵小山)

2010-08-20 16:11:54 | 食べ歩き
8/20(金)

人の世に道は一つということはない。道は百も千も万もある。

坂本龍馬は近視だった。
メガネも持っていたけれど、カッコ悪いので人前でかけることはなかった、
そう言われる。
高所から大局を俯瞰できたのは、近視だったから・・・ではもちろんない。
そもそもの素質だから、こればっかりはしょうがない。

もちろん近視だって素質だ、ある意味。
そもそも人間は遠視である、たいていの場合。
眼球の成長によって、この遠視の度合いが弱まるだけである。
遠視の度合いが強すぎれば、そのまま遠視となり、
遠視の度合いがちょうど良ければ、正視となる。
遠視の度合いが弱ければ、近視となる、それだけ。

眼球の成長とは文字通り、目が大きくなること、
そして水晶体の厚みを調整する筋肉の発達である。

目が大きくなると、水晶体と網膜の距離が変わってくる。
奥行きが長くなると、当然、網膜の手前で焦点があってしまうために見えなくなる。
もちろん、先天的に水晶体と網膜の距離が合っていない人もいるけれど。

水晶体の厚みを調整する毛様筋の発達しなければ、
レンズの調整がウマくいかなくなり、当然、近くも遠くも見えなくなる。
だから、成長期に近くや遠くを見ることは大切なことである。

9時前に家を出る。
近くの総合病院で健康診断を受診するためである。
整理番号を渡されると内科の12番目、見やるともうかなりのお年寄りがいる。
長いのか・・・そう諦めていたら、看護主任がやってくる。
問診の前に、数値で表すものはやっておく、そう告げる。

そして、廊下にそれはあった。
木製の測定器に、バネ式の体重計。おいおい・・・。
嫁さんが横浜で受けた健診は、身長と体重を同時に計測し、体脂肪率まで算出。
この雲泥の差はなんだ?しかも身長は伸び、体重は落ちている。
あのさあ、ホントに。
視覚もすごい、片目におたまの様なモノをあてて、遠くから見る、そんなヤツ。
しかも、いかん、1.5が見えちまう、いい歳こいてどうなのよ?
さすがに恥ずかしくなって、1.5は見えません、そう告げてしまう。
水晶体の老化が始まっている、そんな自覚も吹き飛ぶぐらいの結果。
血圧を測れば、低血圧の二歩ぐらい手前・・・。

健康なのか?オレ・・・そんな疑問がアタマを支配する。
ただ、財布は一気に不健康になる、1万円もするのか、コレ。
あまりに驚きながらも、10時過ぎには病院をあとに、武蔵小山へ。
パルムを抜けて、中原街道へ出る。
JAVELの隣のマンガ喫茶に入る。
この店の素晴らしいところは、本人確認がいらないところ。

10時40分に入店して、小1時間で終了。
一瞬、六厘舎?そんなことを思うけれど、着いたら12時過ぎ。
今日は大行列に巻き込まれたくない。

パルムを武蔵小山駅方面へ。
小山台高校の横を抜けて、かむろ坂へとつながる道を横断。細道を辿る。



らーめん つけめん なわて
環七沿いのせたが屋というか、その昼バージョン・ひるがおで修行した人が独立、
オープンさせた店らしい。
入って右側に食券機、12時ちょい前に入ると、
L字型のカウンターに先客は2人だけ。
ただ、あっという間に席は埋まる、行列にはならないけれど。



ハートランドビール(500円)
この緑のボトル、酒屋にだってそうそう置いていない。
薄め、軽めのいい味わいである。
ちびちびと飲みながら5分ぐらい。



特製らーめん(900円)
ひるがお出身というだけあって、まんまである。
白髪ネギの貝柱粉がふりかけてあるのも、生海苔も。
完全なる半熟卵じゃなくて、ちょっと黄身が固まっている所まで、
ひるがおとの違いを探す方が難しい。
独立した意味が今イチよくわからん、それぐらい見た目も味もそっくり。

麺は細め、断面はやや楕円かな。
噛み応えのあるところも、同じようにしか感じられなかった。

全体的に悪くはないけれど、ひるがおとの選択になると難しい。
交通の便がいい所だけ、こちらの方が勝っているかもしれない。
ラーメンの道も一つだけではない、そう思いながら店を出る。



again047_Part1_金ちゃん焼そばとナス

2010-08-20 12:18:55 | 食べ物
8/14(水)

グレッグがこだわったから譲っただけ

EL&Pのアレンジを含めてサウンドの中心だったキース・エマーソンは言った。
この3人組を一躍有名にしたのが、ムソルグスキーの「展覧会の絵」である。
この曲をオルガンのジミヘンと言われたキース・エマーソンがロック風にアレンジ。
そもそもは、アルコール依存症による狂気すら見せ始めた転落期、
遅筆だったムソルグスキーがわずか3週間足らずで書き上げたピアノ組曲。
チューニングが狂ったハモンドががなりたてるEL&Pのアルバムを聞いたら、
ムソルグスキーはどう思っただろう?
たった3週間で作った曲だからねえ、そう納得したんだろうか?

7/26に台場で面接を受けた。
7/30の夜に電話があった。
しかし、そこから放置プレーが始まる。
嫁さんは、もうないと思っていたらしい。
そりゃ約3週間、アル中が展覧会の絵を書き上げた期間である、
電話による内定通知なんて、ないも同じだ、そう考えてもおかしくない。

しかし、内定通知がようやくメールで送られてくる。
そして、入社日までに健診と適性検査を受けろ、と。
健診はわかるけれど、適正は内定前なんじゃね?
しかもWEBである、もちろん圧倒的な多数を誇るWindows用であって、
Macintoshでは動作不良が起きるとのこと、マン喫に行かないと無理だとわかる。
しかも、朝に牛乳を飲んじまったので、健診も無理。
近くの総合病院に電話をすれば、内科医がいるときならいつでも、とのこと。

そんなこんなで午前は終わる。
作るの、めんどくさいなあ、また猛暑だし。



徳島製粉「金ちゃん焼そば」
いつだっけ?初めて食べたのは。
もちろん、縦型のカップで焼きそばは無理がある。
今ドキのものではけっしてない。



フィルムをはがし、蓋を開けると、かやくと粉末ソース。
縦型カップに粉末ソースの取り合わせは最悪だけれど、
いいのだ、コレで。
しかも、かやくといっても、フリーズドライのキャベツぐらい、
でも、いいのだ、コレで。

かやくをふり入れて、あとは熱湯で3分。
粉末ソースをちょっとずつ足しながら、混ぜていく。



液体ソースではないので、油気がまったくない。
だからほぐれない、団子状態になる、
でもいいのだ、コレで。

猛暑で外気温35度以上だけれど、
ビールも飲まずに、永谷園「1杯でしじみ70個分のちから」
一応は気を使ってます、はい。

晩ごはんも嫁さんが帰るのを待たずに、とっとと喰う。
夕方、近所のスーパーでナスと豆腐を買ってくる。
冷めても喰えるものなら、嫁さんが遅くなっても大丈夫なもの、である。

ナス2本を縦1/4に切って、水にさらす。
灰汁が抜けたらしっかりと水分を切る。

フライパンにオリーブオイルをたっぷりひいて、弱火で加熱。
温まったら、ナスを放り込む。



強めの弱火にして、しっかりと水分を飛ばしながら、
焼き目がつくように素揚げ状態にする。

ボウルに辛子を入れて、ポン酢で伸ばす。
両面に焼き目がついたら、油を切ってボウルに放り込む。

ピーマンも縦1/4に切って、素揚げにし、ボウルへと放り込む。



ポン酢の酸味と、辛子が効いているのでさっぱりと。
ただ、さっぱりし過ぎ、たんぱく質ゼロなので豆腐を。



桃屋の食べるラー油をごそっと盛って、そのまま冷や奴で。
近所のスーパーで安いから買ってきた豆腐は絹ごし。
しかし、最近の豆腐、豆乳をそのまま固めたような豆腐とはえらく違う。
木綿豆腐じゃね?そんな食感、昔ながらの豆腐な感じ。
そう、EL&Pの「展覧会の絵」を今聞いたみたいな感じ。

そして、ビールを抜いたこのアル中は寝付けず・・・