11月22日(火)10:40~12:00、徳島市東新町にある「まちなかキャンパス」で特別授業を実施しました。ここは、昨年オープンした施設で、町の中で学生や一般の皆さんが交流したり勉強したりする場所です。市の委託を受けた「まちづくり役場とくしま」が運営していて、常駐の担当者もいます。現在は伊藤さんと高井さんです。
参加したのは私の持っている「実用書法」の授業受講者の4年生10名です。現地集合・現地解散でした。大学からは車で15分ほどの距離です。まず、最初に徳島商工会議所の多田和幸さんから、10分間ほど12月25日のイベントの話を聞きました。紺屋町で行なわれる「いきいき日曜広場」で、書道による応援メッセージを学生が書くというオファーの趣旨説明です。これは今週金曜の授業で書きます。
その後は、写真にある長谷川晋理さんのお話を約40分間。長谷川さんは株式会社コミュニオン取締役で、東新町一丁目商店街振興組合理事をされています。大阪出身で、祖父が徳島県鴨島出身の34歳。学生時代には授業にほとんど出ずに海外に20カ国も行って見聞を広げ、その後経営コンサルタント会社に勤め、現在は実業家としてご活躍です。非常に魅力的なお話を伺いました。
その後、彼が経営に関わり、弟さんが店主である、近くの「チュチュチュロスカフェ」に皆で行って、チュロスを購入しておいしく頂きました。これがこの日の昼食になりました。
商店街の実情などもお聞きし、このような若手で発想の柔らかい方が町おこしをしようとがんばっている姿を見せて頂くことが学生にとっては非常に勉強になります。
書道が、机の上で書いたり研究したことを、次にどのように社会と結びつけて、活かし、貢献していけるかというところを、今、もっとも考えなければならないと思っています。
そのために、時にはこのように学校の外で、地域の皆さんからお話を聞き、現場を見ることが大切です。
社会の様子や、動きを、実際に感じることのできる授業になりそうです。
机の上の勉強を、社会に結び付けていくんですね、
学生さんたちにとって、最高な体験ですよね。(^^♪