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空白のページを埋めるように、日々のできごとあれこれつづります。

人の言葉の受け止め方

2005-11-20 19:42:56 | 幸福のヒント
世の中には残念ながら、人を不快な気分に
させるようなことをわざわざ言う人がいる。

「なんでこんなことを言うか!! 超・むかつく!!」
という経験は誰もが一度ならずともしているはず。

以前、悩み解決の達人のSさんとその話題になったことが
あったんですね。

結局、相手が何を思うか、言うかは相手の自由で
ある以上、それは変えることはできない。
工夫できるのは、自分の受け取り方を変えること、っていう
結論でした。

これをもう少し掘り下げて考えてみると、
不快なことを言われて、それが100%相手が悪かったとしても、
腹ただしい気持ちや、葛藤など、マイナスの感情を持っているだけで
結局自分が損だ、ということでしょうか。

とはいっても、これはなかなか難しい。
結構、言われた時のことを思い出しては何度も怒りを反すう
しちゃったりする。

私は牛か!! といい加減、嫌になって自分ツッコミを
入れたくもなるのですが、とにかく、ま~不快な感情は
すぐには消えません。

Sさんが言うには、人の話の中には金貨とゴミがあるという。
人の話を聞いて、どうでもいいことは「ゴミ」として
その場ですぐ捨てて(心に留めない)、何かプラスになることや参考に
なることは「金貨」として自分の心にインプットするのだそうな。

Sさんほどの心の達人には到底なれませんが、
それでも言葉の受け止め方というのは、身体を鍛えるのと
同じで、自分の心のコントロールをする訓練を重ねると
できるようになるのかなぁ~と最近ちょっと思う。

相手に何か不快なことを言われたら、まず自分自身を
よく振り返ってみて、自分の側にその言葉を言わせるような
原因をつくっていなかったのかということを客観的に
考えてみること。一見、マイナスに見える出来事が、
自分に欠けているものを気づかせ、成長するきっかけにも
なるのでその観点からも振り返ってみる。

その作業が終わったら、あとはマイナスの感情を
ひきずらないこと。
相手の言葉で心が揺れるということは、自分が本当の
意味でまだ自信がないとか、幸福感がまだまだ薄い状態。
自然体で、自信と幸福感を十分得ているときというのは
人の言葉は気にならないもの。言われなき誤解や中傷には、
自分が圧倒的なプラスの想念を築いて、跳ね返していくこと。

以上の2点がポイントになるでしょうか。

相手に悪意がなくても、自分が傷ついたということも
あるし、逆に自分に悪意がなくても相手を傷つけてしまった、
ということもきっとある。

言葉の受け止め方も、また発し方もよくよく
気をつけたいものです。


■関連記事:悩み解決の達人

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■今日の小ネタコーナー その1■
マラソンの高橋尚子選手、見事な走りっぷりでしたね~。
ケガしたりなんだりと色々あったようですが、こつこつと
努力して結果を出せるのはやっぱりたいしたものだと思う。

■今日の小ネタコーナー その2■
今日は家人が仕事なので図書館でも行こうかと思いきや、
なぜかお掃除モードに入ってしまい、ふだんやらない
ところまで掃除してました。掃除苦手な私としては
珍しい(笑)。年末も近いし、ちょうどよいか。
掃除終了後、買い物もかねて地下鉄一駅分往復程度の
ウォーキング。運動というよりは散歩のニュアンスです。
一日一回くらいは外の空気も吸わなくちゃね。



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コメント (2)
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