
気になって図書館で予約していた本を、やっと借りる事が出来ました。
「四十九日のレシピ」 伊吹有喜昨
熱田家の母・乙美が亡くなった。
傷心の家族の前に突然現れたのが金髪ギャルの井本。
乙美の教え子だったという彼女は、生前の母に頼まれて、
四十九日までのあいだ家事などを請け負うという。
悲しみや苦しみを抱えて前に進めずにいる父と娘。
その二人の背中を押してくれたのが突然の来訪者である彼女と、
母の遺したお手製のレシピ(処方箋)
大切な人を亡くしたひとつの家族が、再生に向かうまでの四十九日間。
一気に読んでしまいました。
悲しみや苦しみを抱えながら、お互いを気遣いながらも
すれ違う父と娘。
金髪ギャル・井本とレシピのお陰で、その二人の関係も和んでいく‥。
手書きで描かれたイラスト入りのレシピは、
残された人たちへの愛にあふれていて‥

思わずかなり

残された人たちが生きる力を取り戻していく姿に元気をもらい、
とても心温まる爽やかな作品でした

私もこんな素敵なレシピを残せたら‥
そして、みんなに笑って見送ってもらいたいな

来年春にはドラマ化されるとのこと。
ドラマだとどんな感じになるのかな
