昨日は、「天のしずく」を見てきました。
料理研究家「辰巳芳子」のドキュメンタリー。
病気で食事を楽しむことができなくなった父親のために
工夫を凝らして作り続けた「いのちのスープ」
食材を誠実に育てる生産者や、その素材を丁寧に調理する辰巳。
スープを口にする人々の姿を通し、
多様な自然に恵まれた日本の農の営みが豊かな食文化を支え、
その食が人の命を養う「食と生命のつながり」を見つめていく。
数年前「情熱大陸」に出演されていたのを見て感銘を受け、
スープの本をプレゼントしてもらったのですが…
作り方が雑だったためか
あまり美味しく出来ず、すっかりお蔵入り。
素材を慈しみ、その素材が喜ぶように、
丁寧に作り出されるスープ。
そこには、辰巳さんの愛情があふれています
私には、素材への慈しみと丁寧さが足りなかったのかな~と。
もう一度、愛情込めて丁寧に「辰巳芳子」さんのスープにチャレンジしてみたいと思います
日本の食を、国産のお米と大豆で支えて行きたいと「大豆百粒運動」の活動もされています。
先日講演会でお話を聴いた東城百合子さんとは全く違うタイプですが、
御歳89歳の辰巳芳子さん。
しゃきっとしたそのお姿と、静かなる情熱を秘めて、
活動を続けている姿が素敵です
私もこんな風に情熱を忘れず、歳をとりたいなと思います。