ぽれぽれ日記

大泉学園にあるアロマテラピー・かっさサロン
「POLEPOLE」のセラピストによる、
ゆるーい日記(たまーに更新)

「地球交響曲第八番」

2016-10-09 | 演劇・ライブ・映画


昨日「地球交響曲第八番」を見てきました。

今回は樹の精霊にまつわる物語。


ウッディな物は、なんでこんなに温かくて、惹かれるんだろう。
なるべく樹で出来た物に囲まれて暮らせたらな〜と夢見ています


日本人には、遥か縄文の昔から、樹の精霊の歌声が響き続けている。

能のお面は、樹の精霊の声を感じとって、更に魂が吹き込まるから、
本当に人間の表情のようなのですね。

樹は何百年でも生き続ける。
周りは朽ちたように見えても、1枚皮を剥げば中は生き続けている。
とても力強い生命力ですよね。

先日参加さしたへぎ皿作りでも、まさしくそれを体験しました!
伐採されて何百年も経っているのに、なたで割って行くと、今切り出したかのような、
新鮮なヒバの香りが

ずっと生き続けてきているのですね〜

ヴァイオリン制作者の中澤さんは、東日本大震災の津波で流された楓や松で作った
「津波バイオリン」を作る。その音は本当に魂に響いてきました

そして、また海を育てているのも“樹”
気仙沼で牡蠣の養殖をしている畠山さんは、植林運動を続けて、
東日本大震災の後も、樹の力で、海は蘇っている。

“森は海に恋こがれ、また海は恋こがれている”

素敵な言葉ですね

樹によって生かされて来た、自然。人間。

太古の昔、聴こえていたはずの樹の精霊の声に耳を澄まして、
樹や森を大切にして行きたいなと思いました。

恵比寿・写真美術館で16日まで上映しているので、興味のある方は是非


コメント
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