ぽれぽれ日記

大泉学園にあるアロマテラピー・かっさサロン
「POLEPOLE」のセラピストによる、
ゆるーい日記(たまーに更新)

「薬膳salon の料理教室・ミドルエイジからの寒熱バランス」

2016-10-20 | 薬膳
昨日「薬膳salon の料理教室」に行ってきました。
今回のテーマは「ミドルエイジからの寒熱バランス」

日本人の多くが“冷え性”
ただ、更年期を迎えるミドルエイジからは、
“ホットフラッシュ”と言われるほてりなども感じてきます。

これは、通常の発熱とは違い、“腎”の衰えによる、
の不足によって現れます。

この〈虚熱〉といわれる症状としては…

顔のほてりやのぼせ、手のひらや足の裏が熱くなる、突然の発汗、寝汗、
唇のひび割れ、耳の奥のかゆみ、不眠、痩せる、など。

こういった症状が一片に現れる訳ではなく、
年を重ねるごとに現れる変化やサインに気づいて、アプローチしてあげる事が大切

薬膳としては

女性は一生(閉経後も)血を補う食材を摂る事が必要。

体を温める食材だけでなく、季節や年齢、その時の症状に合わせて、
 温めすぎないよう、熱を冷ましてあげる食材(セリ、春菊、柿など)を摂り入れる。
 
ということで、今回のお料理は

●柿釜の里芋グラタン 松の実あん焼き



 消化の働きを助け、気血を補ってくれる里芋
 肌や髪に潤いを与えてくれる松の実
 咳を鎮め、肺を潤す…熱を冷ましてくれるので、温め過ぎをクールダウン
            ☆生の柿は酒毒を分解してくれるので、二日酔い防止にも

 目でも小さな秋を感じられて、心憎いですね〜。
 里芋のとろっとしたグラタンに、松の実あんのコクと、加熱した柿が初体験で美味しい
 
●牛肉の薄餅包み 薬膳味噌風味

 
 
 気血をを補ってくれる牛肉
 熱を冷ましてくれるキュウリ、セリ、セロリ
 気の巡りを良くしてくれるしそ、春菊、ねぎ
 
 スパイスの効いた薬膳味噌の牛肉に、香り高い野菜のシャキシャキ感がいい感じ。

●センジョリ



 血液をサラサラにして、身体を温めてくれるにら
 気の巡りをよくして、熱を冷ましてくれるセリ

 生のニラも以外と癖がない
 唐辛子やにんにく、胡麻も効いていて、ごはんのお供が止まりません

 

●もち粟・もち麦入りご飯(写真左下)
 
 胃腸の調子を整え、余分な熱を取って、むくみを解消してくれるもち粟
 食物繊維が豊富なもち麦
 
●韓国風ぶり大根(写真上)

 気血を補ってくれるぶり
 気の巡りをよくして、消化を助け、余分な熱を冷ましてくれる大根
 
 ふっくらしたぶりに、ニンニクや唐辛子も効いた味がしみこんだ大根も美味しい
 煮汁も美味しくて、ごはんにかけて、センジョリと共に頂くとたまりません
 
●牛肉とコンニャクのスープ(右下)

 余分な熱を冷まし、食物繊維が豊富なこんにゃく

 牛肉もいい出汁となって、糸こんにゃくと大根の食感もよく、優しい味

●かぼちゃと小豆のお汁粉



 胃腸の働きを高め、身体を温めてくれるかぼちゃ
 むくみを解消し、余分な熱を冷ましてくれる小豆

 砂糖は入れず、エバミルクとカボチャの自然の甘味のみが、優しい味
 ゆで小豆との相性は


私はほてりはないのですが、寝汗や口やのどの渇きなどの症状がちらほら…
身体の変化に併せて、アプローチしてしていきたいな、と思います。

皆様も是非ご参考に。
体調や季節、年齢に合わせ、偏りすぎないように感熱バランスを上手にとっていきましょう

とはいえ、朝晩も大分涼しくなり、体調も壊しやすい頃。
身体のケアも是非

ご予約お待ちしておりま〜す

HP引っ越しました 
 お手数おかけ致しますが、どうぞよろしくお願い致します

●●● アロマテラピー&リフレクソロジーサロン  POLE POLE ●●●
 
コメント
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