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昨日「ブランカとギター弾き」を見てきました。
舞台はフィリピン・マニラ。
日本人監督・長谷井弘紀がほとんど路上でキャスチングした出演者。
親を知らずにスラム街で生活してきた少女ブランカは、
欲しかった母親をお金で買おうと考える。
ある日、彼女はピーターという盲目のギター弾きと知り合う。
ピーターから得意な歌でお金を稼ぐように勧められて、
彼の演奏をバックにレストランで歌い始めるブランカ。
ブランカの計画は順調に運ぶように見えたが、思わぬ危機が…。
目が見えなくても、人々を温かく見守るピーターの眼差し。
そして、柔らかく心に染み入るピーターのギターの音色。
理不尽な世の中で、たくましく生きて行くブランカ。
ブランカのまっすぐな歌声が心に響いてきます
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心温まるストーリーでありながら、
現在のストリートチルドレンが抱えている問題をストレートに描いています。
「なぜ大人は子供を買うのに、子供は親を買えないの」と叫ぶブランカ。
「盲人ばかりだったら戦争なんて起こらない」とつぶやくピーター。
心に突き刺ささる一言があちこちに…。
20年近く前に訪れたセブ島。
リゾートのすぐそばに貧しい人々の生活がある現実。
でも、その子供達の瞳がとてもキラキラ輝いていた事。
そして、貧しくても楽しそうな歌声が響いてきて…
ショッキングでありながら、幸せって何だろうと考えさせられた出来事を
改めて思い出しました。
ストリートチルドレンが変わらずいるという現実。
忘れずに、何か支援出来出来たらいいなと思いました。
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シネスウィッチ銀座で上映中です。