ぽれぽれ日記

大泉学園にあるアロマテラピー・かっさサロン
「POLEPOLE」のセラピストによる、
ゆるーい日記(たまーに更新)

薬膳Salonの料理教室「むくみ解消の薬膳」

2015-05-16 | アロマ・健康
昨日は、薬膳Salonのお料理教室に行ってきました。
今回のテーマは「むくみ解消の薬膳」

体重の約60%は(血液を含めて)水分。
その水分がうまく流れず、むくんでしまうのは?

冷え、冷たい物の取り過ぎや過食、運動不足、
生理前などホルモンバランスの変化などが考えられます。

水分代謝に関わるのは、五臓では、脾(消化器系)、肺、腎。
そして、「水(血液も含む)」を押し動かしているのは「気」

ということは、脾(消化器系)、肺、腎が元気で、気が巡っている事が大事。

薬膳としては、

発汗、利尿を促進して体内除湿をしましょう
   淡味(冬瓜や白菜)の食材は、むくみの解消に効果的)

冷たいもの、生ものの食べ過ぎに注意

 ☆胃腸の弱い人は、胃腸を元気にしてくれる食材(はとむぎ、とうもろこしなど)を摂って、
  コンディションを整えましょう。

甘いもの、油っこい物、アルコールはむくみの原因となります。
 「気」を補って巡らせてくれる薬味(しょうが、みつばなど)などをアクセントに、
  塩分を控え、あっさりした食事に。

冷え性の方は、身体を冷やさない、
 そして代謝を高めるために、適度な運動は必須

ということで、今回のメニューは、



●はと麦入り豆とトウモロコシのサラダ(写真左)

 はと麦は、胃腸の働きを高め、余分な水分を排出してくれる。
 デトックス効果もあり、美白効果も期待出来る。

 はと麦、枝豆、大豆の食感と、トウモロコシの自然な甘み、
 ショウガ入りドレッシングが効いていて、美味しい。

 ☆ショウガの皮に、余分な水分を排出してくれる作用があり。皮ごと使いましょう。

●ナムルの春巻き(写真上)

 薄味だけどしっかり味付けされた、キュウリ、人参、豆もやしのナムル、
 牛肉のにんにくそぼろ入り。
 しそやホワイトセロリも効いていて、ソースなしでも野菜がたっぷりとれて、美味しい。

●キュウリと鶏胸肉の三つ葉ソースがけ(写真右)

  熱を冷まし、余分な水分を排出してくれるキュウリ

  ふっくら柔らかい胸肉に、鶏肉の茹で汁にとろみをつけて、三つ葉の効いたソースが
  優しい味で、ついつい箸が進んでしまいます



●冬瓜と海老団子の煮物

 冬瓜は、余分な熱を冷まし、余分な水分を排出してくれる。

 優しい味だけど、出汁と海老団子の旨味をすった冬瓜、生麩も美味しい。



●空豆と桜えびのごはん(写真左)

 胃腸の働きを高め、余分な水分を排出してくれる空豆

 新ショウガの風味が効いていて、薄味でも美味しい。

●わかめスープ(写真右)

 余分な熱を冷まし、水分代謝を高めてくれるわかめ
 ミネラル、カルシウムなどの栄養豊富。
 血を奇麗にすると言われ、韓国では産後の肥立ちにも飲まれます。

 昆布と煮干しのお出汁、そして、牛肉の旨味も加わって、
 身体に染み入る美味しさ
 まさしく、韓国版おふくろの味。
 これだったらいくらでもわかめ食べれちゃいます。



●黒豆、黒米、小豆、さつまいものお汁粉ココナッツ風味  

 余分な熱を冷まし、水分を代謝してくれる小豆
 胃腸の働きを高め、水分の代謝を促しくれる黒豆

 黒米のプチプチ食感、お豆とサツマイモのほっこり感。
 ココナッツ風味が以外とマッチ。黒糖の優しい甘みが美味しい。



これから、梅雨~夏にかけてむくみやすい時期でもあります。

 適度に身体を動かして、身体を冷やさないように
  体内除湿になる食材をとって、あっさりした食事を心がけましょう





 








 
 
 
 

 



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