バスの運転士さんのブログを毎日読んでいる。なぜならば、毎日更新されるからだ。
毎日毎日よくネタがあるなあと感心する。毎日いろんなエピソードがあるんだな。
バスの運転士さんは、そんなことを考えて運転しているのかと思う。
街中で走っているバスを見かける目が、今までとちょっと変わってきたりする。
以前、バスの運転士さんが切れたというニュースがあった。お客が無理なことを要求するので、もうやってられないと思ってイライラしてしまい、急発進や急ブレーキをかけて、無謀運転をしたとかいうことだった。バスの運転士さんてそんなにストレスが溜まる仕事なのかと思って同情もしたけど、やっぱり、そういう人は人格に問題があるのかなと思う。
そんなニュースのあと、バスに乗ったときに、バスの運転士さんは神経使うんだよな~と思っていたら、そのときのバスの運転士さんが、すごく感じが良い人で、まるでストレス無しという感じだったのだ。アナウンスもおおらかで、上機嫌な感じで、余裕で運転してますって感じ。
実はそんな余裕ってこともないのかもしれないけど、でも、ベテランなのか、あるいは、乗合バスの運転士さんの適性抜群の人だったのかな~。
実際、自分が客として乗っていると、運転士さんによる違いは、ほとんどわからない事が大部分だ。
この前乗っていたバスは、電車の駅から電車の駅まで行って、そこのターミナルで1分くらい停まったあと、また別の電車の駅の終点に着くという経路だった。
私は始発から終点まで乗っていたので、途中駅のターミナルでも乗ったままだったけど、大部分の人はそこで降りた。
で、そこでは誰も乗らず、発車時刻が来てバスが出ようと数メートル動いて一時停止したときに、ターミナルの路上をお客が走ってきた。乗り口のドアの前まで来て乗りたそうにしていたのだが、バスはドアを開けることなく発車して行ってしまった。
あれっ?なんで開けてくれないのかな?気がつかないかな?「乗る人がいますよ」と教えてあげようかなと思ったのだけど、結局そのままで、お客は置き去りにされてしまった。
たぶん気がつかないわけはなさそうなのだが・・。
私が読んでいるブログのバスの運転士さんは、そんなときにドアを開けてくれるようだけど、やはりバスの運行時間が遅れるというのもあるし、信号との関係とかタイミングとかいろいろあるようだ。たしかに、お客が入口扉から乗るだけならすぐだけど、そこでお客がお金を払って座席に着くまでの時間待つとすると、そのあとで一般道に出るクルマの切れ目のタイミングを待ったり、信号が青になるのを待ったりするために、どんどん時間が遅れて行ってしまう。運転士さんは信号のタイミングを見て発車したのかもしれなかった。
かけつけたお客に限って運賃の用意もしてなかったりするので、運賃箱の前で時間がかかったりしてしまうかもしれない。
それで、たぶん都会のバスは同じ方向に行くバスが5分に1本くらいはあるので、お客はそれに乗らなくたっていいわけなのだ。きっと次のバスが来るのがわかっていたので、開けなかったんだろうね。
バスは普段あまり乗らないんだけど、面白いな~。
そのバスは、普通の大きなバスだったんだけど、すごく狭い商店街を走っていって驚いた。途中に駐車車両なんかあって、軽自動車でも横をすり抜けるのが大変そうな狭さなんだけど、そこを平気で通るんだな~、すごいな~~~~。
私は、その道をバスに乗って初めて通ったのだけど、この道は走りにくそうだから、絶対に自分の車では走らないぞ、覚えておこう、と思ったのだ。