山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

「不良のススメ」読書中

2013-04-23 23:28:51 | 読書
ヒマなもんだから、結局次の本を読むことにした。
瀬戸内寂聴と萩原健一の対談「不良のススメ」を読んでいる。1時間くらいでもう半分くらい読めてしまうくらいスカスカの文字数なのだ。萩原健一が四国88カ所のお遍路をした話などもある。お遍路っていうのは観光気分でできるもんじゃない。大変なものなんだなと思う。歩くうちに悟りが生まれるのかもしれない。

この本は図書館で借りてるんだけど、文中に時々鉛筆で線が引かれている。それをゴシゴシ消しゴムで消しながら読んでいる。先に借りた人間が線を引いたわけだけど、どうしてこんなところに、というようなどうでもいいところに引いてあるのがくだらない。
最初から最後まで読むうちに、最初から最後までの落書きを消す。図書館員の仕事みたいだね。

図書館で本を借りると、線どころではなく、何やら文を書きこんでいる人間もいる。
そう言う人は自意識過剰で自分のコメントがすごく価値のあるものだと思っているのだろう。だから、次に読んだ人間が感心するかとも思っているようだ。
これは人ごとではなく、自分も高校時代なんかに、欄外に何か小さな文字で書きこんだ事があるような気がしないでもない。そしてそのときには、読んだ人間がみんな書きこんで行ったら面白いだろうなんて思ったものだ。

しかし、実際に人の書いたもの(本への書き込み)を見てみると、バカじゃないのこの人は?と思うことのほうが多い。それは、ある意味その人の精神を尊重していないってことでもあるけど、書いてあることに同感出来ない場合が多い。こっちがバカで理解できない場合もあろう。しかし、著者が書いた内容にいちゃもんつけてる場合もあり、アンタは著者より偉いのか?と思ったりもする。著者の書いている事が間違ってるか?でも客観的事実が違うならまだしも、見解が違う場合などは、自分の意見と違うからってそこで異論を唱えるのはおかしい。又同感だとか絶賛だとしても、そんなことは知りたくはない。
そうだ、自分より先に読んだ人間が何を思おうと、次に読んだ人間には関係がないのだ。
次の人間は純粋に、その本の著者から情報を得たいだけなのだ。

ということで、公共の本に線を引っ張ったり書き込みをするのはやめてください。

話はそれましたが、この本は読むやすく、すいすい進みそうです。
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有給休暇消化中

2013-04-23 15:30:47 | 日記
こまったこまった。
有休休暇がいっぱいたまっているのだけど、あと2ヵ月くらいすると一昨年の分が消えてしまうのだ。もったいな~い。
そこで、消える分だけでもなんとか消化しておきたいのだけど、週に1日以上休みを取らないと消化できない。(一昨年の分10日以上残ってんです。)
今は、比較的ヒマな時期なのだけど、繁忙期に手が着けられなかった仕事もいろいろ残っていて、本当はそれを今やっておくチャンスなのだ。
でも、有休を無駄にしてまで、そんな仕事をするほど私もお人好しではないので、それをほっといてせっせと有休休暇を取ろうと思っているのだ。
昨年も頑張って取ったんだけど半日分消えちゃって損した。
しかし、考えてみると、有休を全然取らせてもらえない会社も多いようなので、かなり幸せなほうかもしれない。

今日は、身体を休めつつ、外出もしないで、家の中を掃除している。
それはもうすごい散らかりようだ。近頃整理整頓の方法などが流行っていて、その方法は、とにかく片づけたい一定箇所にある物品を、一旦全部取りだしてから、要らないものを捨てて、残りを整頓しつつその場所に戻すという方法である。
それで、真似してやってみたところ、まあ、いくらかの不用品が捨てられたものの、残りをどうやって戻すのか、戻すところがないではないか?ということになり、途方にくれた。
片付けようとすればするほど散らかるのはいつものことで、こんなことなら出さなきゃよかった。出さなければとりあえず収まっていたのに・・・ということになった。
それで、結局、またひとまとめにして、別の場所に押し込んでおしまい。
ああ、やっぱり整理整頓なんか、私には出来そうもない。

整理したつもりのところは、結局机の上だけなんだけど、とりあえず、これから読もうかな?と思う本を並べてみた。
えっ?こんなもん買ってあったっけ、というのがいろいろ出てきた。
「ツナグ」の原作本があった。
「原発を止める55の方法」なんてのもあった。
「女性のための運転術」なんてのもあった。
「3分で部屋が片づくミラクル整理術」なんてのもある。
村上春樹氏の「海辺のカフカ」(上下)もあるので、このあたり読んでいこうかな?
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「アンダーグラウンド」読了

2013-04-23 15:13:27 | 読書
ようやく「アンダーグラウンド」を読み終えました。文庫本777ページというかなりのボリュームでしたが、中断することもなく読みました。
近頃、小説などは途中で読むことをやめてしまうことが多いのですが、これを読めたのは、ここに書かれていることが事実であり、実際に体験した人の証言によるものだったからだと思います。そして、事件そのものだけではなく、そこに居合わせた人のそれまでの生い立ちや職業、日常生活などがそのまま等身大に描かれていたことが、その人と行動を知るのに役立ちました。小説のような作り話は説得力がなくいやになってしまうことがありますが、ここに書かれていることはそういう点では、全くの本当の物語でした。

証言の最後に書かれていた和田さんのご家族の話は一番つらいものでした。和田栄二さんはこの事件で亡くなられましたが、息子を亡くされたご両親と、奥さんの証言が載せられています。奥さんは妊娠中で、夫が亡くなった後に出産されたそうです。妻は、朝出勤していった夫が突然帰らぬ人になり、両親は故郷で農業を営みながら、東京で新婚生活を送っている息子の訃報を突然伝えられました。読んでいて、ほんとうに辛いものでした。
その生まれたお子さんも、もう17歳になるのでしょうか。

オウム真理教の麻原彰晃はおぞましい。それに洗脳された人たちもいったいなんでそんなことになったのだろうか。あの時代はなんだったのか。なんでああいう教団が発生したのでしょうか。しかし、だんだん過去のものとなります。

今の日本はどうなのだろうか。あのことから日本の社会と日本の人々は何を学び何を改善したのだろうか。
その時は怖いと思った、その後はだんだん忘れた、それだけではいけないはずですが、だからといって何かを悟るわけでもなくこうやって日常をあたりまえに暮らしている。

平和の裏には何があるのか、影となるものの存在を無視したり、目を背けたりせずに対面しなくてはいけない。そういうものを見て見ぬふりをして放置してきたのは、日本の組織とそれを構成する国民だった。

この事件が起きるずっと前に、人々は、オウム信者のすることをバカらしいと思い、人ごとだと思って、目をそむけながら通り過ぎていた。自分には関係ないと思っていた。そのことがこんな大きな事件になるまで放置されていた原因のひとつだろう。

無関心というのはおそろしいことだ。目をそむけたくなるものをこそ直視しなくてはいけない。
村上氏の最後の「目じるしのない悪夢」の部分を読んでいて、そう感じました。
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ワイパー不要?!

2013-04-23 01:10:59 | 車・運転・道路2013
昨日の関東地方は午前中土砂降り。そんな中、すでに申し込んでいたバスツアーに出かけたのでありました。
バスは、高速道路に入り、時速80キロくらいで走って行きました。
日曜とはいえ、悪天候であり、ゴールデンウィーク前なので、幸いあまり混んでいません。
でも、前を走る車は、タイヤと道路の間にかなりのしぶきを上げて走っており、教習所でならった「ハイドロプレーリング現象」なんてもんが起きないだろうなあ~と、ちょっと不安でもありました。

で、座席から身を乗り出してフロントガラスから道路の前方を見たりしていたのですが、あれっ???このクルマ、ワイパーないのか???
運転席にワイパーが動いてないじゃないですか。でも、別にガラスに雨がつくわけでもなく、視界はくっきりと見えます。
よく見ると、小さいな水粒が下から上に、中央から外側に素早く飛んでいくような動きはあるものの、ほとんど雨は降っていないようでした。

な~んだ、早くも雨はやんだらしいよ、ワイパー動かしてないし・・と一旦思ったのですが、そんなに早くお天気快復するかな?ということで、隣の車線を走っている車などを見ると、なんと、どの車もバスもしっかりワイパーを動かしていますし、それなりの量の雨が降っているのです。
あれっ?なんでこのバスのフロントだけ雨が降ってないのかな???ますます不思議です。
しかし、どんなによく見てもワイパーは動いていないのです。

それでバスから降りたときにバスのフロントを外から見ると、ワイパーはちゃんとありました。でも、走る時には、やっぱり使ってはいないのですね。
そこで、運転士さんに、「このバスは、ワイパーは使わなくても大丈夫なんですか?」と聞いてみました。すると「大丈夫です。○△ワイパーなので。」とかいう話で、それもわけがわからないのですが、とにかく物体のワイパーは使わなくてもよいような仕組みになっているらしいのでした。

家に帰ってきて色々調べてみると、フロントガラスに特殊な加工がしてあるようです。超撥水ってことなのでしょうか。例えば、こんなのが載っていました。

エクスクリア ゼロワイパー 超撥水ガラスコート / カーメイト


http://www.carmate.co.jp/press/2011/09/post-55.html

説明を見ると、表面を完璧にきれいにして下地処理をしたら完全に乾かし、ベースコートを塗ってまた乾かし、これらは半年くらい持つようですが、最表面のトップコートは雨の降る直前に塗布しなくてはならないようで、自分ではかなり面倒臭そうで出来そうもありません。また、この加工をしたあとは、ワイパーを動かすと表面がはがれてしまい、効果が無くなくなってしまうそうなので間違ってワイパーを動かさないように気をつけなくてはなりません。私などは、フロントガラスが汚れていると、ワイパー液を噴射しワイパーを動かして汚れを落とすのが常なので、それができないのはかなり不便です。
でも、バス会社ともなれば、このような工程を惜しまずに行ない、雨の日の運行直前にトップコートを塗るなどもしっかり行うことでしょう。何よりも安全運転ができるわけですから。

やっぱり技術が進歩しているんだな~と思った次第です。

道行く車を観察してみましたが、ワイパーを使っていない車というのは他には発見できず、まだまだかなり少数のようでした。
タクシーなどは使っているかもしれませんが、高速道路にタクシーは走っていなかったのでみかけませんでした。

観光バスの場合、運転席が客席より低い場所にあり、フロントガラスはかなり大きいです。
運転席の前だけワイパーで水を払っても、客席から見える視界が悪いこともありそうです。
このような超撥水加工がしてあれば、運転もしやすく、客席からも前方がきれいに見えるようです。
また、客席の窓ガラスもこのような加工がしてあれば、外もよく見えることになりますがどうなんでしょう。
そういえば、横を走る車が良く見えたのは側面の窓ガラスもそうだったのでしょうか?
そうだったとしたら、とてもいいバスだったということですね。
路線バスだとだいたい雨の日に外を見ることは不可能に近いくらい水滴がついているのが普通ですね。

追記:

撥水道場 ピュアコートゼロ っていうのもあった。
http://www.hassuidojyo.com/hpgen/HPB/categories/7205.html



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