山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

意外に断られるもの

2013-07-12 22:35:38 | 日記
この間、山手線の座席に座っていたら、白髪頭のお爺さんが私の前に立ったので、席を立って「よかったらどうぞ」と譲ったら、「いえ、結構です。私は25歳ですから。ははは、・・・若い人ならまだしも、お嬢さんのような年齢の方に席を譲っていただくわけにはいきません。さあ、座っててください。どうも有難う」などと断られて、席に戻されてしまいました。25歳というのは冗談ですが、あれっ?白髪ではあるけど若かったのかな?と思って改めて見ると、背中は丸まってはいないものの、やっぱり顔の皺などから結構な年齢のように見えました。お爺さんはとても感じの良い人で「いやあ、若いつもりでも、やっぱり80を過ぎるとねえ」(年老いて見えるのは仕方ないねえという意味らしい)などと話してくれて、やはり80代であることが分かりましたが、年はとっているものの元気らしいです。そして、20~30代くらいの人が譲ってくれるのなら座るけれど、50~60代の人に席を譲らせるわけにはいかない、との考えのようでした。
私は50代で、全然疲れてもいないときに、若者に席を譲られることさえあって驚いてしまうのですが、世間では50代以上は年寄りであり、年寄りが年寄りに席を譲るのはおかしいという考え方なのかな?とちょっと不思議になりました。
それから、最近よく自分より年上の人に「お嬢さん」などと言われるのですが、それも驚いてしまいます。50代のおばさんなのに「お嬢さん」なんですよ!
さて、そういえば、席に座らなかったお爺さんと言葉を交わすうちに気がついたのは、その隣でつり革につかまって立っている髪の毛の黒い、ちょっと見たところお爺さんよりは10歳以上は若そうなお婆さんが、ご夫婦であるらしいということがわかりました。そうとなると、奥さんのほうに席を譲ったほうがよかったのかな?と思いました。奥さんが立ってるのに、夫だけがよそのおばさんに席を譲られるってのはマズイのかな?

さて、次に、先日美術館に行った時に無料の入場券が1枚が余っていました。招待券が2枚あったのですが、友人がいけないというし、無駄になるのももったいないなあと思っていました。美術館の入り口のチケット売り場の所を通りかかると、入場券を買おうとしている人たちがいました。
そうだ、これから入る人にあげちゃえばいいじゃん、と思って、自動販売機の前に並んでいる中年男性に声をかけてみました。「今からチケットを買うのでしたら、招待券が1枚余ってるんですけど、使いませんか?」と券を差し出してみました。その人は奥さんといっしょで、これから2枚まとめて買おうとしていたようでした。たまたま男性のほうが私の近くにいたのでそっちに声をかけたのですが、こちらとしては2枚買うところを1枚分で済めば嬉しいにちがいないだろうと勝手に思ったのです。
ところが、「結構です」と、けんもほろろに、バシッと断られてしまい、さっさと2枚買っていました。

あれっ????チケット代1枚1000円なんて高いとか思わないのかな?私なら喜んでもらっちゃうけどな。たぶんうちの夫だと「えっ?ただでくれるんですか?それはありがたい」なんていって喜んでもらうかと思いますが、そんな人ばかりではないのですね。もしかしたら、有料で売りつけようとしているとでも思われたのでしょうか?

美術館の入り口では係りの人が早々と私のチケットの半券を切りにきて、早く中へと勧めてきます。いやあ、この余ってるチケットを誰かにあげてから入りたいんだけど・・・、私がこれを誰かにあげると美術館がもうからないから、そういうことはさせたくないのかな???どうしよう・・・。でも、私が絵を見て出てきてからではもう時間も遅くなっちゃうしな~。
そこで、美術館の係の人にせかされながらも、きょろきょろしてちょっと年輩の女性をみつけて声をかけてみました。そうしたら、喜んでもらってくれたので、嬉しかったです。

それにしても、好意でやっていることでも結構断られるもんだなあと思いました。
確かに、無料の招待券なんかもらって後で何かに勧誘されたり、別のことを要求されでもしたら大変だという警戒もあるのかもしれませんね。
ただ「新聞屋にもらったのが余ってるので、もったいないから使ってください」なんていうおばさん、疑いようもないと思うんですけどね。

どうも男性は断ることが多い感じがするので、これからは、女性に声をかけることにしようと思いました。

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東京ステーションギャラリー

2013-07-12 11:34:36 | 美術・美術館


“エミール・クラウスとベルギーの印象派”を観に行った東京ステーションギャラリーですが、このたび東京駅の建物が復元されてから出来たものだと思っていたところ、そうではなく、1988年からあったそうです。その後2006年から2012年までの6年間は、駅舎工事のために閉館しており、その間にリニューアルされて再びオープンしたとのことです。

入口は、丸の内北口にあります。あの天井がきれいなところです。以前行ったときには、たくさんの人が天井を見上げて写真撮影などしていましたが、今回はもう珍しくなくなったのか、そういう人はほとんどいませんでした。
美術館の入り口は、改札を出てすぐ右側にありました。入口を入るとすぐにエレベーターに乗って3階へ。
3階展示を見終わると、回り階段で2階に降りて2階の展示を観ます。
その階段の作りが歴史を感じさせる雰囲気のもので、壁は昔ながらのレンガでできており、触らないようにという注意書きがついていました。
足の不自由な人などは、この階段は降りることができないので、申し出るようにとのことでした。昔の建物なので、エレベーターは一般客用にはないようです。

ステーションギャラリーというので、そんなに広くはないのかと思いましたが、思った以上に広かったです。



絵を見終わって2階の出口から出ると、回り廊下があり、中央はあの吹き抜けで、ミュージアムショップがありました。そこで、絵ハガキなどを買ってきました。



2階から1階を見降ろすのも、なかなか面白い景色でした。
床のデザインが不思議ですね。




ちなみに、吹き抜けの装飾ですが、

北口


南口

デザインは同じなのかな???

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