本人のツイッターから21日のブログ記事を見て知りましたが、喉頭がんになり闘病を決意しているとのことです。
治療・回復をお祈りします。
オリンピック直前のタイミングで、この発表には本当に驚きショックを受けました。先日40歳になったばかりです。
数年前から声帯にポリープができたりして、喉の調子があまりよくなかったと思うのですが、まさか喉頭がんになるとは思いませんでした。
歌手にとって声帯が何よりも大切なものなので、ご本人もどんなにかショックであり不安だろうと思います。しかし、おそらく早期発見であろうとのこと、また現代は医学も発達しているので、大丈夫だと思います。
このことに関しては、ブログに書くつもりはなかったのですが、閲覧履歴を見たところ、私の過去のriceの記事にアクセスがいくつかあったことがわかり、関心を持たれている方もいらっしゃることがわかったので、書くことにしました。
ご本人が公表していることですし、また、日刊スポーツ・yahoo!ニュース・gooニュースにも記事が載りました。改めて有名人なんだなと思った次第です。
ここでの記事では、「活動休止中のriceのボーカル櫻井有紀が喉頭がんを公表」というような表現になっています。
確かに、riceとしては活動休止中ですが、個人では音楽活動を続けており、ボーカルもしているので、この記事だけを読むと、一般の人には活動をしていなかったかのように思えてしまうのではないだろうかと思いました。
riceとしては、たしか2018年頃から活動休止中となっていて、村田さんはドラマーとして、櫻井さんはバーを経営しつつ、ボーカルなど音楽活動を続けており、それぞれに活躍中です。
しかし活動休止中であるにもかかわらず「riceの」というそれは、いかに「rice」というものが2人にとって、あるいは世間から見ても、重要なものだったか、音楽活動の本幹であったかを物語っているなと感じました。
元RAPHAELではなくriceになってから築いたものも大きいと思います。
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私は50代になってから初めてyou tube で櫻井有紀さんの歌声を聴き、それからRAPHAELやrice の楽曲を聴きまくるようになり、そしてそれまでは、人生で一度もライブなんかには行ったことがなかったのに、櫻井有紀さんの歌声を聴きたいがために、3回出かけて行きました。
私が情熱にかられ、1人で意を決してライブに行ったのは唯一この人のステージだけです。
私にとっては、唯一の思い入れの深いボーカリストなのです。
この頃は、新型コロナのこともあり、ライブには行けませんし、また、ビジュアル系に重きを置く様子は、私にはあまりついていけないなというのもあって、少し距離が開いてきていました。
楽曲や歌声も昔ほどには魅力を感じられなくなってきていたことも否めません。
高い声の伸びが昔のようではない、というのはやはり声帯の不調によるものだったのでしょう。
でも、この人の心のこもった歌や柔らかい声質は、高音が無くても魅力が失せるわけではなく、最近は中低音の声にもハッとさせられるものがあるのでした。
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喉頭がんというのは、中高年の男性に多い癌だそうです。中でもタバコやお酒を飲む人に多いとのこと。
しかし、櫻井さんはタバコは吸わないと思います。一方、お酒は好きなので結構飲んでいると思います。
それから、喉頭がんといえば、つんくのことを思い出しますが、やはり「喉」を使う人にも多く発生するそうで、声帯を酷使することで、皮肉にも声帯が一番大切な歌手に発生してしまうということになってしまうのかもしれません。
つんくさんはついに声を失ってしまいましたが、どんなに声が大切な職業であろうと、命に勝るものはないので、たとえ声を失おうとも、長生きする方を選んでほしいです。
櫻井さんはきっと快復すると信じますが、万が一つんくさんのようになってしまったら・・・と考えます。櫻井有紀さんはリコーダーの演奏がとても素敵なので、管楽器の演奏が良いと思います。
一時的に声が出ない期間でも、楽器だったらできるのではないでしょうか。曲想のつけ方など他の人にはできない才能と技術を持っている人なので、絶対に音楽を続けてほしいです。
また、お料理も得意な人なので、そういうこともできると思います。
本当に、まずは声帯の治療に専念してボーカルとして続けられることが第一ですので、順調に進むことを祈ります。
rice / Never (MV)