山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

幼児期の記憶

2025-02-24 00:55:05 | 日記2025

うちの孫がもうすぐ1歳になるのですが、寝返り・ハイハイ・歩きは、とても早かったものの、言葉はほとんどしゃべらず、指さし・バイバイ・パチパチなどもしない様子で、言語と手ぶりによる意思表示が遅れているのでは?とちょっと心配していました。最近は、マンマ・ウマくらいは言うそうで、バイバイもたまにし、パチパチはつい最近、初めてしたとかで、ちょっと安心しました。

近ごろはyou tubeなどで情報が飛び交っていて、言語や手ぶりで人とのコミュニケーションを取らないのは自閉症の特徴だということも言われています。
1才くらいではわからないのですが、自閉症の子の場合は、運動能力は優れている子も多いとのことでした。

バイバイは、早い子供では、9か月ころからするんだそうで、そんなことを聞くと、うちの孫はもう何か月も遅れているのではと、不安になってしまいます。
でも、1才過ぎて、まだ歩かない子もいるので、どの部分が先に発達するか、本当に個人差があるのでしょう。

ところで、「自閉症」とは何なのか?あるいはそれにも度合いというものがあるのでしょうけど、私が最初に就職した会社の先輩男性が、「僕は子供の頃自閉症だったんですよ」と言っていたのを思い出しました。

毎日一人で地面に絵をかいていたそうです。それを自閉症というのかどうかわかりませんが、大人になったその人は別に普通の人でした。

先日、孫が公園で大道芸人の練習をしている人に異様な興味を持ってずっと注視していたのだそうです。それはディアボロ(中国ゴマ)とかいうもので、糸に載せた丸い筒みたいなものをあっちこっちに移動させながらクルクル回すのです。
自閉症の子供は車輪など回る物が好きなのだとかで、これもまた不安になってしまいましたが、確かにあれは珍しいので誰でも不思議な動きにひかれて見つめてしまうかもしれません。

自閉症のことを調べていると、回る物が好きなほかに、自分自身が回るという特徴があることがわかりました。

これには驚きました。実は、私は自分が小さいとき(3~4才ころか?)にしきりにクルクル回っていた記憶があるのです。
畳の部屋の中で、ぐるぐるぐるぐる回るのです、そしてフラフラになってよろめいて止まると、世界がぐるぐる回っているのです。
それが面白くて、私はいつも一人で回り続けては止まり、世界が回るのを繰り返し見て遊んでいたのでした。

確かに、正常な子供も回ることがあるという説明でしたが、私自身も変だったのかな?と思いました。

それから、自閉症の子は鏡が好きでずっと見ているのだとか。
これにも驚いたのですが、私は小さいころ、鏡を畳の上に置いて、それを上からのぞき込んでずっと遊んでいました。そうすると、鏡の中は天井が床になっているのです。
床から電気のひもが上に向かって立ち上がり、そこに電灯が上を向いているのです。部屋と部屋の間には仕切りがあり、それを跨がないと移動できません。
何でもかんでも逆さまの世界が面白くて、よく鏡を置いては世界を眺めていました。
こんな遊びをするのも変な子だったなと思います。

それから、私は明らかに場面緘黙症の気がありました。知らない人から何かを聞かれても声を出さないのです。これは、単なる人見知りなのかもしれませんが、小学校の頃は、人前で何かを発表したりするのもとても苦手だったと思います。

昔は小売店で物を買う時には、今のスーパーと違って店の人に「あれください、これください」などと言わなければならず、それが本当に嫌でした。他人と話をするのが嫌なのです。だから目も合わせません。ごく一部の身近な人間以外の人とかかわりをもちたくなかったのでした。

これは単に引っ込み思案で社交的でないということなのかもしれず、こういう消極的な特徴は私の母が子供の頃も同じだったようで、遺伝なのかなとも思うのでした。

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