昨日、某会社の営業所が近隣にないかと夫が探していた。
それで、その会社の問い合わせ先である0120から始まる電話番号にかけて聞いたところ、近くにはないとのことであった。
一番近いものでも電車で2駅行かないといけない場所であった。
その用事としては、こちらから出かけないで、先方に来てもらうこともできるが、その場合時間が指定できないので、一日中家で待機していないといけないのだ。
簡単に済むことなので、家のそばにあればこちらから出向くのが便利だが、遠ければ時間もかかるし交通費もかかってしまう。
電話を切ってから、なんと不便なことかと夫が嘆いており、しかも、その会社の拠点が近隣にないわけがないような気がするのだった。
そこで、私がパソコンで検索してみると、自宅から徒歩で行ける場所に直営の営業所が存在しているという情報がみつかった。
しかし、その会社自体のフリーダイヤル0120で聞いて、「無い」といっていたのだから、現在は無いのかもしれないし、あっても倉庫とか客に対応しない場所なのかもしれない。
パソコンの検索によれば、レストランなども既に閉店してしまったものなどが、さも現在もあるかのような情報になっている場合があるので、信用できない場合もある。
そこで、記載されている電話番号に問い合わせようと思ったところ、なんとそれはナビダイヤル0570から始まる番号になっていて20秒で10円かかるそうだ。
ナビダイヤルってずいぶん高くてびっくりする。普通の電話番号はないのだろうか?
なんか電話でこちらの状況説明などしていて話が長くなると通話料が高くなりそうで、面倒くさいので、散歩がてらにその場所に行ってみることにした。
すると、ちゃんと営業所があり、対応してくれて、アッという間に用事が済んだのだった。
それにしても、何でその会社の案内の人が営業所は近くに無いなどと言ったのであろうか?
近頃の企業は、0120や0570ばかり使っていて、それが現地の電話ではなく、日本全国からの問い合わせをどこか1か所のテレホンセンターなどで受けている場合が多いようだ。
つまり、電話に出る人がとんでもない遠くの土地勘のない人であることが多い。東京のことを聞いているのに北海道の人が出たりする。時には外国だったりする場合もあるようだ。
それで、営業所の場所を見落としてしまったのだろう。
例えば〇〇市△△あたりに無いですか?と聞いたところ、「無い」とのことで、同じ〇〇市××にあるとのことだが、実は同市の西△△にあり、徒歩10分もかからないなんてことである。
全く埒が明かないし、0120の同じ番号にかけても他の人が出るだろうし、0570にかけるとものすごい通話料がかかるから、「営業所はすぐ近くにありましたよ、嘘を教えないでください」という連絡もしないで終わる。
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