山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

東尋坊と城ケ崎

2022-07-02 00:32:52 | 日記2022

最近は、6月に行った北陸旅行のことを、少しずつ思い出して、思いつくままに書いています。

3日目の観光は、福井県でした。

福井の観光といえば、東尋坊で、その昔からのイメージは恐ろしい断崖絶壁の海だというものです。
よく、サスペンスドラマの最後のシーンで、この断崖から海に突き落とそうとしたり、飛び降りようとしたりするのがあって、そのロケ地として使われる定番です。私は東尋坊はこれまで行ったことはありませんでした。

ここについて、私はサスペンスドラマを見ていて、「あ、あれは静岡県の城ケ崎だな」と思うと、東尋坊だったり、「東尋坊だろう」と思うと城ケ崎だったりすることがあり、これらは似ているというイメージがありました。

ただ、東尋坊は日本海側にあり、なんとなく冷たく恐ろし気な感じがするのです。城ケ崎は太平洋側で数回行ったことがあり、見慣れているせいか、確かに海に落ちたら危ないけど、それ以外にはどうということはありません。
そういえば「東尋坊」というのは、何よりも名前が恐ろし気な感じがするのかもしれないです。

そうして、私は「日本海」というものもよく見たことがないので、見てみたいと思っていました。

・・・

さてさて、そんなわけで、バスに揺られて海沿いの道路を走っていると、道端の草木の生え方などが伊豆の城ケ崎海岸や伊豆高原あたりの雰囲気と似ているなあと思いました。

日本海だろうが太平洋だろうが、日本だから似ているのかもしれません。

そうして、いよいよ到着しバスをおりました。

それから驚いたのは、土産物屋が立ちならんでいたことです。なんじゃこりゃ、ずいぶんと観光化されているんだなあ~と思いました。

自殺の名所なんて言いますが、こんなに土産物屋が海岸まで並び、人が多かったら人目について海になんか飛び込めないのでは?

この土産物屋の多さにはちょっと興ざめでした。また海岸の傍まで舗装されたりしています。

何かと静岡県の城ケ崎と比べますが、城ケ崎海岸にはそんな土産物屋は並んでいないのです。

また、東尋坊には展望台のようなタワーが海から離れたところにありますが、あれも観光地っぽいです。一方、城ケ崎海岸には、海のそばに無人の白い灯台があります。

そんなわけで、まず驚いたのは、東尋坊はかなり観光化されたものだということでした。

そうして、海岸に出ると、やっと自然の風景がありました。確かに珍しい岩の形で、自然の景色を楽しむことができました。

遠くのほうの景色もとてもれいでした。

そして、驚くべきは、波が全くなかったということです。寄せては返す波というものがほとんどなかったのです。

それは、たまたまそんなに静かな波の日だったに違いありませんが、伊豆の城ケ崎海岸であんなに波の静かなときは無いのではないかと思うのでした。

一般には、東尋坊のほうが日本海の荒波がおそろしく、城ケ崎ではそんなことはない言う人が多いようです。東尋坊は冬になると荒れるのかもしれません。

伊豆の城ケ崎海岸は、火山の溶岩が流れたものですが、東尋坊は何か珍しい石だそうで、柱状節理とかいう巨大な柱の形状をしていて、これほど大規模なものは世界に3か所しかないのだそうです。

東尋坊について「ふくいドットコム」によれば

荒々しい岩肌の柱状節理が延々と1kmに渡って続く勇壮そのものの東尋坊は、国の名勝・天然記念物に指定されています。なかでも岸壁の高さが20メートル以上に及ぶ大地の断崖は勇壮というより壮絶で、日本海の荒波が打ち寄せる姿は恐ろしいほどの迫力です。遊覧船ではライオン岩、ろうそく岩など自然の造形が目を楽しませてくれます。

と紹介されています。

短い時間で、近辺をちょっと見まわしただけだったので、じっくり見ることが出来ず残念でした。

一方、城ケ崎海岸も、今度改めて観光に行って、様子を見てみたいなと思います。城ケ崎海岸のことを「ミニ東尋坊」という人がいるようですが、そんなにミニだったのかなと思います。

「ハローナビしずおか」によれば

伊豆ジオパークを代表する景観の一つとなっている伊東市の城ヶ崎海岸も、約4000年前の火山活動によって形成されたもの。大室山付近の火口から流れ出した大量の溶岩が相模湾まで流れ下り、その末端が荒々しい岩場の断崖として屹立しています。海水で冷やされた溶岩に見られる、柱状節理も見事。数千年前の太古の時間がそのまま岩塊化したような景観は、悠久の大地の中にうごめく巨大な力を想像させてくれます。

これを読むと、こっちも「柱状節理」っていうものらしく、やっぱり似ているのかと思った次第です。

どっちの観光地も。もっとゆっくりじっくり見てみたいものです。

 

 

 

 


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4 コメント

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Unknown (オールドレディー)
2022-07-02 09:21:27
もうずいぶん昔にことですが、私も東尋坊と城ヶ崎海岸のどちらへも行きました。
東尋坊では当時、「飛び込みおじさん」がいて、大池の断崖絶壁最上段から飛び込んで上がって来る。その様子を見て見物人は拍手喝采してましたね。東尋坊までの道の両端に並ぶ店でお土産を買ったことも覚えています。
城ヶ崎海岸の記憶は高い所にある橋を渡ったこと、遊覧船にも乗ったような…。日本中色んな所へ行ったので記憶がない交ぜになったりしてます。なつかしく拝読させて頂きました。
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城ヶ崎は冬の岩場 (ボッケニャンドリ)
2022-07-02 09:47:12
城ヶ崎は冬暖かいので正月には全国からクイラマーがやってきます。
そのエリアには一般の人が簡単に行けないですがかなりの迫力です。
そんな岩はたまに大崩落します。
25年ほど前、伊豆群発地震が起きた頃から遠いし崩落が怖いしで行かなくなりました。
ま、そんな崩落に遭遇したなんて聞いたことないんですけどね。
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オールドレディーさんへ (飛鳥)
2022-07-02 10:56:39
東尋坊に飛び込みおじさんがいたんですね。飛び込んでも大丈夫な場所があるわけですね。
城ケ崎海岸は、私も吊り橋の印象が強く、あまり岸壁の方は見ていなかったように思います。遊覧船は、東尋坊と違って、ちょっと離れたところから乗ったように思いますが、ほとんど覚えていません。知床の事故のことがあるので、最近は船に乗るのは怖いですね。
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ボッケニャンドリさんへ (飛鳥)
2022-07-02 11:15:16
城ケ崎はクライマーの人が行くというのは、かなりの岸壁なんですね。陸の遊歩道からだと樹木が生い茂って全然見えないところかも。
全体的に、東尋坊よりも見晴らしは良くないような気がします。
ネットで検索すると、観光客や釣り人の転落事故も時々あるみたいですね。
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