2週間前に生まれて初めて北陸に旅行に行ったのだけど、金沢に行くのも初めてだった。
金沢というのは、偶然にも私がyou tubeで発見して気に入っているサックス奏者の津田征吾さんの故郷であるらしい。
なるほど、こういうところで生まれ育ったのか~と思う。
とはいえ、旅行では団体バスで観光地に連れていかれるだけなので、その地方のことがわかるわけではない。
金沢で行った観光地は、兼六園と東茶屋街くらいである。
兼六園は、庭が見事だが、特に木がすごくきれいだった。
それから、加賀百万石の寿司を食べ、とてもおいしかった。
私は、ノドグロのあぶりを初めて食べたが、あんなにおいしいものはない。あれが一番気に入った。
それから、ちょっと土産物屋に寄ったのだが、そこで娘たちにお菓子を買って行こうとしていたところ、おいしそうな和菓子は賞味期限が短くてなかなか適度なものがみつからなかったのだ。
すぐ近所に住んでいるわけではないので、いつ渡せるかわからないから、最低1か月以上日持ちするものでないと困る。賞味期限前に渡せたとしてもギリギリだと、もらったほうもあわてて食べなければいけないだろう。
お店で悩んでいると、店員さんの若い女の子が、賞味期限を考慮したうえで「どのような感じのお菓子がご希望ですか?」と聞いてきてくれて、条件に合うものを探してくれるという。なんと前向きな方なのか。
この姿勢に感心し、別にここで買う必要もないのだけど、店員さんの提案を参考に、お菓子を買う気になったのだった。
正直言って、賞味期限が長いものとなると、観光地にありふれたクッキーなどが思い浮かぶ。そこに地名が入っていたりするのが全国共通のありふれた菓子である。
しかし、金沢はそういうどこにでもあるような菓子はなく、そんな菓子を探しているとは、逆に恥ずかしくて言えない。
実は、長女のところに孫もいるので、質はともかく形ばかりの見た目がそれらしきお土産でいいと思っていたのだった。しかし、金沢というところは、本当にちゃんとした和菓子が売っているのである。
そこで、ところてんのように押し出すしくみになっている「くずきり」のことを教えてもらった。
これは、子供が押し出して蜜をかけるのを面白がりそうなので、それを自宅・長女宅・次女宅用に買ってきた。
この女性の店員さんは、20代前半だと思うけど、優秀な人だなと思う。こうやって店の売上を上げることに貢献しているわけだけど、観光客に対しても押し売りではなく、品物選びに積極的に協力してくれる姿勢はすばらしい。
それに、同じ店の別のコーナーでは、クルミと魚の佃煮を買ったのだけど、そこの女店員さんも同様に親切だった。
このようなお店にいる女店員さんたちは皆、清楚で純粋で親切な感じなのである。
東京のお店でも、客に対するサービスは良いとは思うが、なんかマニュアル通りみたいな雰囲気で、高価な買い物をするお客に対し、それ相応のサービスをするような傾向がある。
金沢の若い女性には、東京には出てこないでもらいたい気がした。そのまま金沢に居てほしい。
金沢というところは、加賀百万石というだけあって歴史や文化があり、観光客も多いので、人当たりも良いが、変にすれていない純粋なものが残っているようで、良い印象を受けた。
その時、すずらん通りの入口(岩波ビルのあるエリアを入口というならば)に、金沢の和菓子屋があって、ビックリ!
なぜ、ここに森八が!?
わからないでど、とりあえず入ってみたら、やはり森八でした
3時くらいに行ったのですが、上生というのか練りきりというのか、ほぼ売り切れてました
繁盛してるようです
私は、千歳を買いました
「なぜ、ここにこのお店が?!」ということは、たまにあるような気がします
それから、地方のお菓子をデパ地下でも売ってます
私は、新宿伊勢丹や銀座三越のデパ地下の地方菓子売り場で、時々買います
二条若狭屋の焼き栗も売ってます
だから、さすがに東京に店があるのも当然なのかもしれませんね。
二条若狭屋というのも私は全然知らないのですが、デパ地下には地方の有名なお菓子がいっぱいあるんですね~。
そういえば、高岡の「能作」の工芸品も東京のデパートに売っているそうです。高くてとても手がでませんが・・・。
私は、ドクターグッズというお店が楽しかったです
食器やカトラリーが、機能性というのか、へぇ~と思うようなのがいろいろあります
私は、熱伝導でアイスクリームが食べ易いスプーンを探しに行ったのですが、柳宗理のスプーンに出会いました
本来は、グレープフルーツ用かと思いますが、ハーゲンダッツのあの固さにスクッと入っていって、感動です(amazonのサイトで検索してみて下さい。あの裏側のぎざぎざが絶妙なのです)
年に2回くらいセール期間があって、会員は割引で買えたような気がします
柳宗理というのも初めて知りました。色々と優れ物があるんですね。