本日はイオンシネマに「十一人の賊軍」という映画を観に行きました。
なかなか見ごたえのある映画でした。
内容について書くと色々と大変なので割愛しますが、江戸時代から明治に移行する時代の新発田藩の事情や対応など、そうせざるを得なかったことなど、考えさせられる部分も多々ありました。
戦いの場は息つく暇もなく、2時間半という長い映画にもかかわらず、あっという間に時が経ちました。
主演は山田孝之と仲野太賀ですが、脇役もそれぞれに重要な人物像を演じていました。
しかし、やはりNHK朝の連続ドラマで戦死してしまった寅子の夫役をやった仲野太賀さんの迫力迫る演技は印象に残りました。
新発田藩家老役の阿部サダヲの存在感は、後々まで残ります。この中では悪役のほうに位置づけられるのかもしれないけど、藩を守るためにしたことで、その結果、娘を失うという犠牲もありました。
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この映画は夫が観たくて観に行ったのですが、だいたいほぼすべての映画を選ぶのは夫です。
なので、結構江戸時代の戦の映画や侍などの映画を観ることが多く、そのせいで、私もあまり日本史には詳しくはないものの、自然に関心を持つようになるようです。
それはそれで、悪くはないのかもしれません。
実は私は「侍タイムスリッパ―」の方が面白そうなので観たいと思っていたのですが「十一人の賊軍」を観て良かったなと思いました。
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ところで、本日の朝、映画館に行く前にチケットをネットで購入し席を取ってあったのですが、このシステムが以前とは変わっていて驚きました。
イオンシネマが、完全にチケットレス=スマホのQRコード認証で入場する形式になっていたのでした。
これまでは、ネットで席を予約すると、メールが送られてきて、そこに出ている確認番号を映画館入り口の券売機に入力すると、そこから紙のチケットが出てくるという方法でした。
そのチケットを入り口の係の人に見せて入るというものでした。
ところが、今日はネットの画面操作も以前と違っていて分かりにくく、それでもなんとか座席を指定して購入手続きをしました。
すると、メールが送られてきて、そこからアドレスをクリックすると、そこに記載されている確認番号の下に自分の電話番号を入力するようになっていて、それでQRコードの画面が出るようになっていました。
その前に、メールが来ないと焦ったら、迷惑メールに振り分けられていて、一旦迷惑メールフォルダから普通のフォルダに移動しないと操作できないため、ここでも大奮闘し、やっとQRコードチケット画面が出せました。
そのQRコードを映画館入り口の改札みたいになっている読取り窓のようなところにかざして中に入るようになっていました。(映画館の入り口にはQRコード画面を係の人に見せるようにと書いてあったので見せたら、機械にかざすようにと言われました。)
それで、それまでずっと表示させたままにしておいたチケット画面を機械に伏せてかざしました。
ところが、なぜか反応がありません。裏返して見てみると、なぜかスマホの画面が1つ前の入力画面に変わってしまっていたのです。
仕方がないので列から外れて後ろの人に先に入ってもらい、もういちど自分の電話番号を入力しなおしました。
しかし「エラーが発生しました」という表示で、チケット画面が出てきません。もう一度やり直してもやはりエラーになってしまいました。
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私が夫のチケットも一緒に2枚購入しており、パソコンで手続きをしたのですが、メールはパソコンでもスマホでも受信できるようになっています。
パソコンのほうが画面が大きいので、何かを購入したりネットで手続きをするときはスマホではなくパソコンを使うことが多いのです。
で、今回も念のために、QRコードのついた画面を、パソコンから自宅のプリンターでコピー用紙に印刷して、それを持ってきてありました。
なので、それを使って読み込ませてみたら無事読み込むことができました。
もう、やれやれです。これはマイナ保険証が使えない場合、紙の保険証を使うのと同じパターンですね。予備を用意しなければ安心できません。
それで、チケットレスといっても結局自宅の紙とインクと電気を消費。
映画館の人は、こちらのスマホがエラーになって焦っていても、どこ吹く風という感じ。
またバカな老人がてこずってる・・・くらいしか思わないみたいです。
それから、1つのスマホで2人分のチケット画面を操作するのも、ちょっとわかりにくいかなと思いました。(1回スキャン1人通過ではなく、2回スキャンで2人通過であることを係の人に示さないといけない。)
その後、席についてから、もう一度メールを閉じて開いて最初からやり直してみると無事QRコードが出て来くることが確認できたのですが、本当に入るときは焦りました。
ずっとチケット画面を出しっぱなしにして準備をしていたので、時間が経つと解除されてしまうのか、それともスマホを伏せたときにどこかを触ってしまったのか、どういうわけかわかりません。
そして、映画館の券売機は、以前は5台くらいずらりと並んでいたのですが、今日行ったら別のところに2台くらいになっていて、以前券売機だったところは、ドリンクや食べ物の注文の機械に入れ替わっていました。
飲食物はそこから注文と支払いを済ませ、番号が表示されたらカウンターに取りに行くみたいです。
どんどん人から人への情報やお金のやり取りが廃止され、機械を相手に操作するようになっていくんですね。
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