9月24日は、お彼岸の日曜日ということもあり、このころは毎年「墓参り渋滞」の日となっています。ふだんより、どの道路も車がとても多く、流れが滞っていました。
甲州街道は片側2車線で、計4車線です。当然「横断禁止」道路であり、ちょうど左に標識も写っています。
前の車が少し前に進んだので、私も進もうと動きはじめようとしたところ・・・
上の画像の右側を見てください! 人の手が見えますか?
なんと、おじいさんが、うちの車の真横から歩いて来ていたのです。
斜め前とかだったら見えますが、そうではなく、視界の端にかろうじて見えるような位置からひょっこりと出て来て、気づいたときには至近距離を歩いていました。
第二車線の車は、少しずれていますよね。だから私の斜め右後ろの車の前を渡ってきて、それからうちの車の前に出て来たわけです。
驚いてブレーキを踏みなおし、おじいさんが渡るのを待ちました。
おじいさんは、少し腰が曲がり、安定を保つためか、車を押して歩いています。
まるで焦る様子もなく、当然のようにゆっくりと渡っていきます。
本当にびっくりしました。
もう少し走り出すタイミングが早かったら、交通事故を起こしていたかもしれません。
こんなところに人が居るわけがない、という想定外のことが起こるので、
前の車が進んだら、単純にそれに続いて前進するのではなく、発進するときは、必ず周囲を確かめてから動き出すようにしないといけないなと思いました。
元ドリフターズの仲本工事さんも、横断歩道ではないところを横断して交通事故に遭い亡くなったと聞きます。
どんなに若い時に運動神経が良かった人でも、年を取ったら運動機能も認知機能も落ちてしまいます。
それに、こんなところ、若い人さえ渡りません。
お年よりは、横断歩道まで歩くのも億劫になってしまい、車列が止まっているから大丈夫と思って、ついつい近道をしてしまうのでしょう。
しかし、止まっているから怖いのです。いつ動き出すかわかりません。
本当に危険な横断はやめてほしいです。
いつもこのようなことをしているのだとしたら、本当にご家族の方も気を付けて、おじいさんがこんなことをしないように説得してください。
老人のドライバーは加害者になることを思うともっと恐ろしいですが、歩行者になっても恐ろしすぎる・・・。あっちこっちにそんな人がいたらどうなるんでしょうねえ