夕べ、随分前の雑誌をめくっていたら、
「百歳から贈る一日一生のすすめ」松原泰道(僧侶・龍源寺前住職)に目がとまり…
かいつまんで書きますね。
感動・希望・工夫という「3K」は幸福への道
よく見ればなずな花咲く垣根かな 芭蕉
感動するためにはよく見る、つまり熟視が必要。
人が見ない垣根の隅っこに生えているぺんぺん草でさえ、懸命に花を咲かせている~自分も希望を持とう。
マイナスの境涯をいかにプラスにしていくか、工夫するところに人生の面白味と生きがいがある。
逆境は、選ばれた者に届く宅配便のようなもの
歯を食いしばって我慢しろということではなく、そこから転換してプラスが始まるという明るい意味にとらえて。
江戸末期の有名な儒学者、佐藤一斎の「見える限り、聞こえる限り、学を排すべからず」に対し、100歳を越えた今、そろそろ一斎先生に勘弁してしてもらいたいとのこと。