1966年
午後二時から球団事務所で広島商の三村敏之選手(18)=175㌢、68㌔、右投げ右打ち=の入団を発表した。同選手は広島が第一回選択会議で二位にランク。交渉権を獲得していたもので、高校では一流の攻走守三拍子そろった内野手として注目を浴び、広島をはじめ六球団がねらいをつけていた。しかし当初は本人の法大進学の意見が堅く入団交渉は難航したが、木庭スカウトらの熱心な勧誘が功を奏した。今夏の甲子園大会では対桐生戦で4打数1安打、二年生の秋から三年夏までの1シーズンに・340の好打率を残し、5ホーマーをマーク。ベース一周14秒5の俊足の持ち主である。
三村選手の話 これからは一日も早く一人前になるようがんばります。目標は広岡さん(前巨人)のようなタイプの選手ですが、こまかい野球ができるようになりたいと思っています。
長谷川監督の話 攻走守のバランスがとれているのが魅力だ。即戦力は無理としても、ウチが他の好投手をはずしてまでリストアップした選手だけに、大きな期待を寄せている。
午後二時から球団事務所で広島商の三村敏之選手(18)=175㌢、68㌔、右投げ右打ち=の入団を発表した。同選手は広島が第一回選択会議で二位にランク。交渉権を獲得していたもので、高校では一流の攻走守三拍子そろった内野手として注目を浴び、広島をはじめ六球団がねらいをつけていた。しかし当初は本人の法大進学の意見が堅く入団交渉は難航したが、木庭スカウトらの熱心な勧誘が功を奏した。今夏の甲子園大会では対桐生戦で4打数1安打、二年生の秋から三年夏までの1シーズンに・340の好打率を残し、5ホーマーをマーク。ベース一周14秒5の俊足の持ち主である。
三村選手の話 これからは一日も早く一人前になるようがんばります。目標は広岡さん(前巨人)のようなタイプの選手ですが、こまかい野球ができるようになりたいと思っています。
長谷川監督の話 攻走守のバランスがとれているのが魅力だ。即戦力は無理としても、ウチが他の好投手をはずしてまでリストアップした選手だけに、大きな期待を寄せている。