プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

山本八郎

2018-02-10 23:21:01 | 日記
1955年

春の選抜高校野球に優勝した浪華商高の山本八郎捕手(17)=五尺七寸、十八貫五百、右投右打、堺市永代町六ノ八二=は強肩、強打を買われてハワイ遠征チームにも選ばれ、プロ球団から勧誘を受けていたが、このほど東映入りを決断し、十五日ごろ正式契約を結ぶことになった。これについて実兄敏通氏(山本捕手の親権者)は十二日つぎのとおり語った。東映、南海から勧誘を受けていましたが、八郎が先輩の米川さんを慕って東映入りを希望したので、本人の意思を尊重して入団を決めました。正式契約は二、三日後になると思います。

大川博東映社長談 山本君は前々から東映にくることにきまっていたが、十四日上京のうえ私と会い、最終的な話をきめる。
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杉町攻

2018-02-10 22:14:08 | 日記
1963年

西鉄杉町投手は2シーズンぶりの登板。五回一死から四個目の四球を出したところで安部と交代したが、仰木、高倉の美技にも守られて無安打に押え、まずまずのピッチングをみせた。南山高時代から大型投手として騒がれたが、これまでに投手としては8試合に出場、0勝1敗の成績だった。昨年は肩を痛めて打撃専門になっていた。カーブはまだあまいが、低めの速球は威力じゅうぶん。五回ダッグアウトに引き揚げる杉町に拍手がひとしきりだった。
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八木孝・山尾孝雄

2018-02-10 21:17:58 | 日記
1963年

投手陣では広島の八木(明大出)と阪神の山尾(同大出)がいい。八木は広島が大石、池田につづく第三の投手として期待されている。左腕でありスピードも申しぶんないが、ややスタミナに欠ける。ウエスタンでは三試合に登板1勝1敗の成績で防御率もあまりよくない。これからの試合で一軍のローテーションに加えられるほど進境を示すかどうか。それに比べると阪神の山尾は四試合に登板して3勝1敗と好成績をあげ、早くも小山、村山につづく投手という期待がもたれている。五月二十五日の対広島戦で5安打の完封勝ち、6三振を奪うなどめざましい活躍をしている。同志社大の一、二年のころはスピードでぐんぐん押しまくるピッチングだったが、三年ごろからシュートとカーブをまぜる投法にかえたそうだ。178㌢の上背があり、きっかけさえつかめばかなり働くのではないか。50試合で研修が終わる新人は、ほとんどが打者なので、八木、山尾への興味は大きい。
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ビル西田

2018-02-10 20:51:17 | 日記
1960年

二年ぶり、こんどは大毎のユニホームを着て出てきたビル・西田が、いきなり完投勝利を飾った。スピードを殺してふわり、ふわりとコーナーをつく、よくコントロールされたカーブとシュートに阪急は不思議なくらい打てない。ネット裏で見ていた和田代表が「あんな投げ方でいいのかね、ハハハッ、ハハハッ」とほくそえんでいた。「スピード?あったつもり」と記者連に答えて大笑い。「よかったね、二年ぶりうれしい」とさすがに喜びは隠しきれない。一週間ぐらい前から四、五回なら投げる自信がついてきたという。この日とくによかった球はシュートだそうだ。「疲れたね。最初の一、二回はストライクゾーンがよくわからなかった」と大はしゃぎ。
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中村常寿

2018-02-10 20:45:32 | 日記
1960年

昨年秋近畿大から入団した中村常がプロ入り初勝利を飾った。1㍍68、67㌔、短格ながら、がっしりした体つきのかれはカーブと直球で五イニングス投げ箱田の三塁打を一本ゆるしただけ。五回まで国鉄を無得点に封じた。「きょうはカーブがよかった。直球だけでは無理なので、カーブのコントロールをつけろといわれてきた。カーブがよくきまったので直球がいきたのでしょうね。しかし一回味方が点をとってくれたことがピッチングを楽にした。四回国鉄は初球攻撃に出て箱田さんにストレートを三塁打されたが、つづく岩下さんのいい当たりが正面をついてくれたので助かった。はじめての勝利はなんともいえないほどうれしい」と語っていた。
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平山正行

2018-02-10 20:34:17 | 日記
1953年

主将の河野二塁手をのぞいては全部卒業という全くの新チームであるが、平山サウスポーの安定した投手力がカムバックの推進力となっている。平山は左腕からの快速球と鋭いカーブを武器としコントロールも良いので千葉県下の打者では打てる者がいなかったといわれる程の怪腕ぶりを発揮している牧野捕手、河野二塁、鈴木三塁などを中心として守備もなかなかの堅実だが、打力が弱く守備のチームの感がないでもない。しかし鍬田、河野、牧野など進境著しいので黒馬ぶりがみものである。
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大石雅昭

2018-02-10 19:40:51 | 日記
1954年

日本生命の三番打者として強打を振った大石雅昭外野手(22)(向陽高出身)はかねてからプロ入りを伝えられていたが、十八日午後大阪市上六近鉄球団事務所で、大北代表立会いのもとに正式契約を完了した。同選手に対しては南海、阪急からも話があったが、同じく日生から近鉄入りした香川正選手の線で近鉄入りがまとまったもの、同選手は二十七年日生入社以来通算三割台の打率をあげている。
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柳瀬文夫

2018-02-10 19:36:34 | 日記
1954年

毎日オリオンズは十八日次の選手の契約を発表した。

内野手 柳瀬文夫(19)岡崎高、立大、五尺六寸、十七貫、右投右打。

柳瀬選手は岡崎高では四番を打ちその強打をうたわれていたが立大入学後は健康上の理由で一線選手としては活躍していなかったが、健康回復したので毎日オリオンズ入りとなったものである。
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望月勝

2018-02-10 18:50:28 | 日記
1955年

高橋ユニオンズでは十六日次の選手と契約したと発表した。望月勝(18)山梨県巨摩高、一塁手、五尺九寸五分、十八貫、右投右打同選手は高校在学中本塁打四本を打ち打率は五割五分四厘の高率を記録しており、河内選手がテストに行って入団をきめたもの。
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武内和男

2018-02-10 18:37:14 | 日記
1954年

錯覚を起こさせ易いプレーヤーである。というのはこの選手新人ではないかとファンが思うからである。それも無理ないことだ。彼が公式戦に出て来たのは昨年ぐらいからだ。ところがこの武内投手のプロ入りは遠くさかのぼって二リーグ分裂時の二十五年だからすでに中堅クラスの選手であることになる。左投手にあえいでいた大映が松山商高で健闘していたこの武内を拾い上げたのではあるが、どうも一向にさえず年中ベンチでくすぶっていた。そのうちいつのまにか姿を消してしまうんではないかと思われていたほどで三年間というもの武内の存在たるや全くもって影のないものだった。その武内が昨年あたりからソロソロ公式戦に出て来て第二線級投手として芽を出すようになった。プロ入り四年目のことといってもよいだろう。昨年の成績は2勝0敗であるが、林、姫野、高松、スタルヒンといったベテランが元気では彼のような若者の出る場所もなかった。しかしこの武内も昨シーズンはよく働いた、というのもベテラン連中が不振だったから彼の出場所もあったという解釈も一応成立つものであったが、それにしても小川を授けて四十二試合に登板、10勝16敗の星をあげ得たのはまず今年の彼はチームの第二投手であった。左腕からシュートとドロップをきかせていたが、もっとコントロールがつけば勝星も増えようというもの。だが彼が他チームにいたら二、三年前すでにおん出されていたろう。藤本監督は四国すなわち郷里選手は自分がプロ入りさせているのでトコトンまでノビないプレーヤーでも置いておくという評判専ら、武内もすでに来シーズンは六年目だ。何とかこの辺りで一人前になってもらいたいものである。
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高屋俊夫

2018-02-10 16:57:23 | 日記
1956年

桐生と第一戦にぶつかる大宮高も大型チームで黒馬的存在。とくにエース高屋の投手力は定評があり、五尺七寸五分の長身からの速球は打倒桐生のホープといってもよかろう。きめ球は外角低目の速球と内角のシュートであるが、コントロールもあり、まず本大会でも屈指の注目される投手である。高野、亀田、安藤など打力の向上もめざましく高屋投手が力投すれば桐生も苦戦を覚悟せねばなるまい。
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駒場雅夫

2018-02-10 16:45:58 | 日記
1955年

荏原高校(東京)のエースとして活躍した駒場雅夫投手(18)はこのほどパ・リーグ南海ホークス入りが決定した。同選手は甲子園に出場する機会はもたなかったが六尺一寸、二十一貫の巨漢で右投右打の好投手、投げ下しの速球もさることながら強打者としての期待が大きく本人もこの打力を生かす意向でいる。
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