1997年
巨人の新ストッパー、デビット投手と横浜打線が初対戦した。6月10日の横浜スタジアムでのこと。資料なしでの対戦に大矢明彦監督は「抑えなら、そういう展開にもっていかなければ出てこれないんでしょ?」避けるつもりでしたが、9回に登板させてしまいました。結果はローズ、駒田両選手が対戦し、1安打に抑えられ初セーブを挙げさせてしまった。そして、デビット評は「思ったより変化球が多いね。まだ1回しか対戦してないから分からないけれど」と大矢監督。山口スコアラーによると「直球とシンカーだけ。コントロールはいいけど…」と、それほどコワイ存在とはいえそうもない様子。もっとも唯一安打を打った鈴木尚典外野手は「とにかく思い切り行っただけです。でも、初めの真っすぐを見て、背の高さの割に、怖いとは思いませんでしたから」と、次回対戦に意欲を見せていた。