プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

ぺルドモ

2020-09-06 20:51:03 | 日記

1999年

ぺルドモ(広)野手との二刀流で今季初勝利「今日はスライダーがよかった。今は投手の方が楽しいよ」 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デビッド

2020-09-06 20:46:39 | 日記

1991年

「デビッドは使えん」星野監督の口調には、吐き捨てるような響きがあった。その短い言葉は、わずか8球で来日初登板を終えた「第三の外国人」に対する怒りであると同時に、要所で「ばくち」をした自分への憤りではなかったか。七回。南牟礼が逆転2ランを放つと、星野監督は、疲れが見え始めた先発・小島に迷わず代打を送った。裏の守りは中継ぎ陣でしのぎ、八、九回は森田ーのシナリオである。その裏。吉田は左の秦に対するワンポイントの意図が濃かった。吉田が代打八重樫に安打されると、デビッドがマウンドへあがる。「新し物好き」とでもいおうか。星野監督は南牟礼の例でも分かるように、新参選手を好んで使う。エクスポズの傘下、3Aから来たデビッドも四日に登録されたばかり。だが、当のデビッドは初登板の緊張に加え、盛夏を思わせる暑さもあって、197㌢の巨体が切れない。古田に緩いスライダーを右へ合わされ、バントで二、三塁。直後に力ない球を連続短長打され、再逆転を許してしまう。鹿島、上原ら中継ぎ陣が不調、さらに二軍落ちしているアンダーソンへのカンフル剤にしたい、という腹もあったろう。だが未知数の投手を使うには、危険度の高すぎる場面。敗因はこの継投ミス、といっていい。デビッドの本名は「スコット・デビッド・サービス」登板の際、サービスは響きが悪い、としてデビッドにしたいきさつがある。だが、皮肉にも、初登板でしっかりサービスしてしまった。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする