プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

フリューリー

2024-03-17 11:40:33 | 日記
2002年
日本ハムの新外国人右腕・パトリック・フリューリー投手(28)が1日、ブルペンで初投げ。打席で球筋を見ていた大島監督の頭部付近にいきなり、危険球を見舞った。184㌢、98㌔の体重を乗せた剛球に大島監督がのけぞった。ヘルメットを着用していなかった大島監督はもん絶し「おいおい!!」と絶叫。が、すぐに笑顔に戻り「怒るでほんまに」とおどけた。フリューリーは帽子をとり頭を下げたものの「ちょっと滑っちゃったよ。おもしろかったね」とどこ吹く風。この日のテーマだったストライクゾーンの確認も「米国と同じ。広ければ広いほどいいからね。わっはっは」と笑い飛ばした。脅された大島監督は「すばらしいごあいさつをしてくれたね。敵に投げてくれるといいんだけどね」と度胸満点の投球に満足げ。期待している抑えにぴったりの性格とあって笑顔が絶えなかった。

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中川隆治

2024-03-17 10:57:21 | 日記
1995年
ドラフト2位の中川隆治投手の評判が、日に日に上がっている。藤井寺球場で、立ち投げで40球の試球をみせた。スリークォーターから投げる速球のキレは一級品。さすがに東都リーグのエースと騒がれることはあり「今はボールの回転を変えるためにヒジを下げているんです。今後、フォームをコーチに直されることだって、当然わかっていますよ」と新人らしからぬ落ち着きを見せていた。


近鉄の住友二軍投手コーチは「フォームがよくなって来た。投球の際に、踏み出した左足に体重がしっかり乗ってきたから、よくなってきたんでしょう」と、青学大出のドラフト2位ルーキー、中川隆治投手のピッチングを見守る。「調子が悪いときでも、気にせずその状態で最良の投球をするように心がけている。それと最近フォークがキレるようになって来たんです」と中川。4月16日の阪神戦(鳴尾浜)では、8回を投げて5安打1失点と好投を見せた。コーチ陣が熱い視線を送るなか、ルーキー、中川は一軍を目指して投げ続ける。

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ライス

2024-03-17 10:19:47 | 日記
1986年
今シーズン好調の近鉄に、新たに「安年棒」の外人選手が入団した。「契約金ゼロ、年棒360万円」というウォルシー・ライス投手(23)=190㌢、82㌔がそれ。本場での実績はほとんどない。ハワイの高校を卒業後、大リーグ傘下の1Aを数チーム渡り歩き、来日前はメキシカンリーグで投げていた。近鉄と友好関係にあるブリュワーズの口利きによる入団である。近鉄関係者の話では「ライスはまだ原石。フォームも雑で、これからじっくり磨く。速球は145㌔は出るから、うまく育てれば儲けものだ」二、三年後の秘密兵器といったところだが、「外人選手は即戦力をすぐ期待するが、外人三人のうち一人は本場からいい素材を見つけてきて、日本で育てた方が面白い。選手層は日本に比べ無限で、日本に来たがっている若者も多いんだ」ライス投手、シンデレラボーイの第一号となるか。

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