1966年
嵯峨のきめ手はスライダーである。長い下積みの間に、ほとんどこの投手独特といっていい、三種類のスライダーを身につけた。「きめダマ、カウントをとるタマのほかに、直球のときも指の関係で少しスライドしてくる」と捕手の種茂は言っている。ことしにかけて、誰よりもやる気を出した伊東のキャンプで、先輩土橋からフォーク・ボールを習ったのも、球種を多彩にした。一昨年の押しまくるピッチングから打たせてとる投法へ、見事な転身にも成功した。
1968年
すっかりできあがっている感じの皆川に対抗したのは、巨人の三番手嵯峨。カーブ、スライダーを駆使して四回から六回まで無失点。
嵯峨のきめ手はスライダーである。長い下積みの間に、ほとんどこの投手独特といっていい、三種類のスライダーを身につけた。「きめダマ、カウントをとるタマのほかに、直球のときも指の関係で少しスライドしてくる」と捕手の種茂は言っている。ことしにかけて、誰よりもやる気を出した伊東のキャンプで、先輩土橋からフォーク・ボールを習ったのも、球種を多彩にした。一昨年の押しまくるピッチングから打たせてとる投法へ、見事な転身にも成功した。
1968年
すっかりできあがっている感じの皆川に対抗したのは、巨人の三番手嵯峨。カーブ、スライダーを駆使して四回から六回まで無失点。
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