大阪からの訪問者1

2005年11月26日 | 健康・病気
昨夜、九想話のファンだという人が会いにきてくれた。
ASAHIネットの「かしの木亭談話室」というところに
私は九想話を書いてきた。
2001年に九想庵を立ち上げ、九想話を毎日書いているが、
今でも「かしの木亭談話室」にはUPしている。
その人はそこで読んでくれているという。

11月初旬にメールが来た。
「楽家を紹介してもらえないか」と。
一昨日あらためてメールが来たので、
楽家で待ってていただけないかと、
楽家までの地図を書いたメール返信した。

昨日仕事が終わったのが午後7時だった。
それから必死になって車は飛ばさず急いで帰ってきた。
私が楽家の引き戸を開けたのが7時45分だった。
「おぎちゃん、お帰り」とママの声。
「こっちがあいてるよ」とK池さん。
「ええと…、おれ、今日は待ち合わせしてるんだ」
「誰と?」
「会ったことない人と…」
「なに? それ…」

カウンターの右端に“知らない”人がいた。
その人が“九想話のファン”かなと思った。
落ち着いたジャケットを着たきちんとした方だった。
(間違ったらどうしよう)
私はというと着替えないできたので、
ポロシャツの上にユニクロのよれよれの防寒ジャケット、
それに“つぎはぎだらけのジーパン”をはいていた。

おそるおそる声をかけた。
「Mさんですか?」
「はい、そうです」
「ママ、おれの待ち合わせの人はこのひとでした」
「………」
私は、Mさんの隣に坐り、生ビールを注文した。

何を話したらいいか、悩んだ。
なにしろ初対面なのだ。
「何時頃着きました?」なんてあたりさわりのないことを訊いた。
私は急いでビールを飲んだ。
なにしろ早く酔わなくてはいけないと考えた。
酔ってしまえばこっちの勝ちだ(勝ってどうする?)。
お腹も空いていたのでおでんを頼んだ。
なぜか大好きな刺身がなかった(鯨の刺身なんかがあった)。
いつも“第3のビール”を飲んでいる私だが、
久しぶりの“本物のビール”を楽しむ余裕がない。

飲み終わって日本酒を注文する。
愛媛の道後のなんとかという酒があるとママがいう。
なんでもいいから日本酒で“酔い”に突入したかった。

(明日も仕事ですので、今夜はここまでにします)
コメント
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