大阪からの訪問者2

2005年11月27日 | 健康・病気
私はすぐ日本酒をお代わりした。
Mさんも最初の生ビールが終わった。
私は焼酎「楽家」を勧めた。
これの中身は「銀座のすずめ」なんですが、
マスターがデザインした「楽家」のラベルが貼ってある。
お訊きするとMさんは、酒はあまり沢山飲まないという。

20年ほど前、Mさんは、
所沢の小手指で喫茶店を経営していたという。
なんと昔芝居をやっていたらしい。
それを聞いて私は嬉しかった。
30前まで大阪で公務員をしていたが、
それで人生が終わると思うとイヤで、上京して芝居を始め、
日本全国を芝居の公演のために旅していたという。
しばらく演劇談義になった。
私はアマチュア劇団で5、6回ほど舞台に立っただけだ。
それでも“いっちょまいに”芝居のことを語ってしまった。
芝居で食えないので喫茶店を始めたらしい。

いろいろ沢山話をしました。
プライベートなことなのでここには書きません。
楽しかった。九想話を書いてきてよかったと思った。
日々、他人(ヒト)にはどうでもいいことを書いているが、
そんなもんでも読んでくれる人がいて、
なんと大阪から会いに来てくれた。
いえ、当然わざわざ来てくれたわけではありません。
東京で仕事があり、そのついでに寄ってくれた。
それでもこんな嬉しいことはない。
上京して忙しい時間の中で私と付き合ってくれたのです。

12時過ぎまで飲み、語り合いました。
楽家を出る前に私はトイレに行った。
用をたして戻るとママが、
「おぎちゃん、お金いただきましたから」なんていう。
今夜の支払いは私が全部すると考えていた。
女房からもそうするようにきつくいわれていた。
おくれをとりました。

楽家を出て、タクシーを拾うところまでご一緒した。
ほんとうに楽しい夜を過ごさせていただいた。
その上、おみやげもいただいてしまった。
阪神優勝のこもかぶり、涙が出ます。

Mさん、ほんとうにありがとうございました。
今度、私が大阪に行くことがありましたら、
ぜひ、付き合って下さい。
また楽しいひとときを過ごしたいと思います。
そのときは、私に払わさせて下さい。
よろしくお願い致します。
コメント
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