徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

イタリア旅行-治安編

2006-03-24 04:38:31 | 旅行
旅行に出かける前、ドイツに住む日本人の人に

イタリアでしょ?荷物を手放したらなくなると思ったほうがいいよ

などと脅されていた。さらに、ホテルをチェックアウト後、荷物を駅で預けて観光しようとしていた私たちに、

駅のコインロッカーは、鍵が複製されているから、荷物を入れたらなくなるよ

とも。外務省のページや他の人の旅行記を読むとますます不安が募ってきた。今まで私はパスポートやカードを首から提げるケースに入れて肌身離さず持ち歩く、ということをしていなかったが、さすがに今回はしたほうがいいかな、と思い、両親にケースを持ってきてもらった。

結局、パスポートはホテルでチェックインするたびに必要だったし、都市間の移動にはトレインイタリアパスを使った(ルールとしてはパスとパスポートを車掌さんに提示することになっていたけれど、結局1度もパスポートの提示は求められなかった)ので、パスポートをケースに入れることはなかった。

ただ、キャッシュカードとクレジットカードは財布から抜き取り、ケースに入れて肌身離さず持ち歩いた。万が一、財布をすられても被害を最小限に食い止めようと思って。

ホテルチェックアウト後の荷物に関しては、駅に「荷物一時預かり所」があるので、そこで預かってもらった。もちろん、貴重品は預けなかったけれど、なくなったものはなかったし、荷物が触られた形跡もなかった。

かなり用心もしたけれど、結局1度も危ない目に遭うこともなく、また、そういう現場を目撃することもなく、無事に旅行を終えることができた。よかった。

イタリア旅行-ミラノ編

2006-03-24 04:13:54 | 旅行
ミラノへは夕方到着したので、観光は翌日半日程度。美術に興味のない私たちにとっては半日程度で十分だった。

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(Santa Maria delle Grazie)の「最後の晩餐」は予約ができず、見学できなかったことが残念。2月末くらいにネットで調べたところ、4月末まで1件の空きもなかった。
教会自体は質素な感じだった(外観)。

念のため、チケットオフィスにも行ったけれど「sold out」の表示が出ていた。ツアーできていた人たちは当然見学できたので、こういうときにはツアーは強いなぁ、と実感。

ドゥオーモ(Duomo)は白く、ステキな建物だった。ただ、正面が工事中・・・もちろん、ドゥオーモの屋上へ行った。写真は屋上から撮ったもの。ここのドゥオーモは屋根の上を歩くことができた。屋上から見た町並みは正直、たいしたことなかったけれど、ドゥオーモの尖塔がきれいに並んでいて、それはとてもすばらしいものだった。

中も、床やステンドグラスがとても美しかった。

ドゥオーモ近くのガッレリア(Galleria Vittorio Emanuele Ⅱ)は、ガラスの天井のアーケードが特徴。お店・レストランなどが並んでいて、中にはメルセデスのお店もあった。車が1台展示されていて、そのほかはサングラスやシャツなどが売られていた。

中央駅からドゥオーモ、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会は問題なく歩ける距離だった。

その後、少し散策してヴェネツィアへ移動。

イタリア旅行-ホテル編

2006-03-24 03:29:21 | 旅行
今回は父の手配でミラノ(1泊)、ヴェネツィア(1泊)、フィレンツェ(2泊)、ローマ(3泊)に宿泊。どのホテルも駅そばの3星ホテル。

3星のせいなのか、イタリアという国のせいなのか、よく分からないけれど、どのホテルも少しずつ不満があった。暖房が効きにくかったり、シャワーの水量が少なかったり、タオルが少なかったり(バスタオルだけってどういうこと??)。

どこのホテルにも共通だったのは、朝食が朝7:30または8:00から。これから観光しよう、という人にとってはちょっと遅めだと思う。そして、朝食はパン・ラスク&コーヒー(カプチーノ、ココア)。ヨーグルト、シリアル、チーズはあったりなかったり。ドイツでは安いホテルでも必ずチーズ、ハム、ヨーグルトは置いてあったので、びっくり。食生活の違いなのかしら。

フィレンツェのホテルは朝7:30前にチェックアウトをしたかったので、フロントでちょっと早めに朝食を取れるか、あるいはランチボックスを作ってくれるか聞いてみた。

ムリです

とあっさり言われた。その日の朝食は駅で買って食べることになった。

ローマのホテルも少し早めにチェックアウトしたかったので、フロントで聞いてみた。そのホテルは朝、指定した時間に朝食を部屋に持ってきてくれるシステムで、やはり7:30スタート。私たちは毎朝7:30にお願いしたけれど、7:30に来ることはなく、7:40くらいに私がフロントへ行き、「まだですか?」と催促をした。

フロントのスタッフの返事はやはり

朝食は7:30からです

だった。が、このホテルは、「必ず7:30に届けますよ。『重要』の印をつけておくので、ぴったりに持って行きます」と言ってくれた。

では、と思い、7:30に私たちが朝食をピックアップできないか聞いてみた。返事はOK。チェックアウトのとき、少し早めにフロント横のバーについたら、もう既に朝食を食べている人たちがいた。私たちもパンとカプチーノをいただき、チェックアウト。なかなか感じのいいホテルだった。

イタリアでは、外国人が宿泊する際には、パスポートが必要らしい。毎回チェックインのときに、

パスポートを5分くらい預からせて

と言われた。パスポートをいつまでも手放しておくのはとても不安なので、部屋について少し荷物の整理をしたらすぐにフロントにパスポートを取りに行った。

5分以上経っているのに、まだ書類に記入が終わっていない

フィレンツェのホテルでは

手伝ってくれれば早く終わるよ

と言われ、記入を手伝った。部屋番号、チェックイン日、チェックアウト日、パスポート番号、生年月日、名前、パスポートの発行日などを記入した。住所は「J」と書いただけ。何かがあったときにすぐに身元が割れるように、なのでしょうか?