徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ストックホルム旅行-王宮編

2009-07-02 02:37:44 | 旅行


衛兵の交代式は見逃せない、と思い、初日にツーリストインフォメーションに何時からなのか、聞きに行った。ネットで調べたところ、

ウィークディは12:15~、日曜・祭日は13:15~

となっていた(土曜はウィークディなのか?)けれど、念のため確認に行った。結局、

金曜(夏至祭前日):12:15~、土日:13:15~

という、よくわからないスケジュールだった。夏至祭前日も祭日なはずだから、13:15~なはずなのに。

私は、土曜、13:15~のを見た。場所取りは15分前くらいからで十分かな、と思っていたけれど、なぜか

12時前くらいに人だかり

ができていた。近くに交代式の案内板があったからそれで確認しても13:15~なのに。

一旦、その場を離れかけたけれど、

迷彩服の軍人さん

が目に入り、私も人だかりに紛れ込んでみた。といっても端の端だったから、あまりよく見えなかったけれど、

6人くらいの衛兵さんが行進

し、

王宮裏の衛兵さんと交代

したような気がした(やっぱり交代は交代式の時だとは思うけれど)。

で、12:45頃からまた人だかりができ始めた。『え、こんなに早くから場所取りですか?』と思いつつも私もやっぱり前で見たいので、場所取りに参加した。もう最前列は残っていなかったけれど、なぜか

前方の子連れが抜けた

ので、スライド式に最前列に並べた。

ここの衛兵さん、恐ろしく観光客と近い。し、

話しかけられたら返事もしていた

ようだった。まだ交代式が始まる前、何人かの衛兵さんが観客整理にぼちぼちあたっていたころ、観光客がその衛兵さんの隣に立ち、写真撮影をしていた。そして、衛兵さん、普段は足を広げて立っているけれど、隣に観光客がたったら、

足を閉じ、気をつけ

の姿勢になった。観光客相手の訓練もしているのかしら。

ここの交代式は、観客をとても意識していた。楽器隊が到着する前に、迷彩服を着た軍人さんが、楽器隊は空軍所属です、とか、

博物館も見に行ってね

とか、現在の王室はドロットニングホルム宮殿に1982年に引っ越しました、などとアナウンスをしていた。

で、楽器隊、衛兵が到着し、儀式が進み、交代の衛兵さんが交代しに出かけたら、それまで端にいた楽器隊が正面に移動し、

観客のほうを向き、3曲演奏

1曲ごとに『これは○○という曲です』とアナウンスがあった。そして、1曲ごとに観客から拍手が起こり、指揮者が頭を下げる、という、

どうみても観客向けパフォーマンス

としか思えない演奏だった。3曲演奏のうち、1曲は全く軍隊っぽくないポップな曲だった。


王宮にいくつか博物館があるけれど、今回私が見学したのは『王族の居室』と『宝物の間』。

王族の居室は広かった。ベルナドッテの間のロココ調の家具が素敵だった。3階の一番奥の大広間にはステージがあり、ミレニアムの時にバンドがそこで演奏し、大勢の人が踊っている写真があった。現在はこういう風に使うこともあるのね。この広間の床は、木で模様がつくってあってとても素敵だった。

印象的だったのは、名前は忘れてしまったけれど、

とてもモダンな間

ランプも家具もとてもモダンだった。そして明るかった。何年か前に議会などで改装が合意に達した、ということらしい。やっぱり現代の作品なんだ。

宝物の間は意外に地味だった。その昔は特別なセレモニーでのみ見ることができたものだけれど、現在は一般公開されているもの。期待満々で行ったせいか、ちょっと期待はずれだった。

王家武儀博物館に行ったほうが私は楽しめたかも(ここでもまた情報に負けた)。

コメント
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