徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

DLRへ行く

2009-07-13 02:43:17 | 勉強
ドイツ版NASAのDLRへ教授と一緒に行った。前日、秘書さんから電車のチケットを渡され、

教授も一緒に行くのよね?

と聞かれた。教授も多忙で、メールを送っても送っても返事がない状態だったので、翌日DLRへ教授が行くのかどうかは

私が知りたいこと

だった。

電車のチケットは朝7時過ぎが予約されていた。正直、『DLR相手にドタキャンとか、そういう失礼なことはしないだろうけれど、次の電車で来る、とかそういう可能性60%』と判断した。

当日、

電車発車5分前に教授登場

素晴らしい。
よくよく話を聞いてみたら、私の知らないところでプログラムが組まれ、

お偉いさんとランチ

もあった。遅刻するわけがなかった。

午後は私たちもセミナーをし、DLRの人もセミナーをしてくれたけれど、彼らの研究はとても興味深かった。彼らのテーマは『飛行機と気象』という感じで、テーマが身近な分、面白い。

新しくポスドクできた日本人の人もいておしゃべりできて楽しかった。DLRの人いわく、『そのポジションはPh.Dの学生でもよかったんだけど、Ph.Dの学生だと3年後に論文書かないといけないでしょ。でもポスドクだと論文を書くプレッシャーが

自分たちにない

からポスドクにしたんだ』と。まぁ、そうですよね…3年後に必ず論文、というのは面倒見るほうもプレッシャーですよね…


帰りの電車。
もちろん指定席は取ってあったけれど、教授が、

食堂車で夕ごはん食べよう

と言ったので、食堂車で夕ごはん。とデザートを食べた。

教授のおごりで

で、その食堂車のメニューはシェフが月替わりなようで、シェフの顔写真とドイツ地図がプリントされていた。教授が、

ここは何州?

と聞き始めた。まずい。自分が住んでいる州以外にはバイエルンしか知らない。まぁ、日本地図も、自分の出身地方の数県は分かるけれど、それ以外は全滅だから、ドイツの州が分からないのもある意味当然。

かろうじで、ベルリン、ブレーメン、ハンブルクだけが分かった…

その後教授は、仕事をし始めた。この人ってやっぱりすごいな、と素直に思った。そして、『私もがんばろう』と。
コメント
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