ストックホルムから電車とバスを乗り継いで1時間半くらいの場所にあるシグテューナへも行ってきた。シグテューナはスウェーデン最古の街の1つ。私は張り切って朝早くから行ってしまったけれど、祭日だったので街は11時くらいからしか開かず、物哀しかった。
が、11時近くになり観光客も少し増え、店も開き始め(祭日だったから終日閉店の店も多かったが)、観光案内所も開き、賑わってきた。
この街に最初に訪れるときは
観光案内所がポイント
そこでマップをもらえ、どこに何がある、という見どころがすべて書かれている。ルーン石(写真)の展示場所も示されているが、小さいものはいろいろな場所で見られた。
このシグテューナで有名な物の1つに『Tantbrun(ブラウンおばさん)』というカフェ(写真)がある。入口に等身大のおばさんの人形があり、この人形と同じ衣装を着たウエートレスがいる。このカフェの建物は、その辺り一帯(おそらくシグテューナ全体でも)で、最古の建物らしい。確かに、建物は古めかしいし、天井は低いが、インテリアはかわいかったし、いい雰囲気のカフェだったと思う。
もう1つ有名なのは市庁舎。
スカンジナビアで最も小さい
市庁舎。もしかすると、ヨーロッパでもっとも小さいかもしれない、という。確かに、びっくりするほど小さいし、
広場にポツン
と建っているのがますます小ささを感じさせる。
そのほかにも、教会の廃墟など、古い町を感じさせるものが残っている。小さい町なので、マップを手に入れるか、案内してくれる人がいれば2,3時間もあれば十分観光できるのではないかと思う。
今回私は手探り状態だったけれど、今度行くことがあればもっと楽しめそうな町だと思う。