世の中は鶺鴒の尾の隙ヒマもなし 凡兆
せわしい街なかに棲む 2羽のセキレイ
こどもが通っても 知らん顔
自転車が来たって へいちゃら
トットコ歩いて 何かついばんでいる
コンビニまえを 悠然と
慣れているセキレイ 水辺が 恋しくならないか
この川の石がみんなまるいのは
私の尻尾で敲タタいたからよ… 三好達治
尾を上下に振りふり 石橋を叩いて渡った
世の中は鶺鴒の尾の隙ヒマもなし 凡兆
せわしい街なかに棲む 2羽のセキレイ
こどもが通っても 知らん顔
自転車が来たって へいちゃら
トットコ歩いて 何かついばんでいる
コンビニまえを 悠然と
慣れているセキレイ 水辺が 恋しくならないか
この川の石がみんなまるいのは
私の尻尾で敲タタいたからよ… 三好達治
尾を上下に振りふり 石橋を叩いて渡った