
公園のカイノキに実がなっている。 初めて気づく雌株の存在、
ご一緒した Tさんが教えてくれた。

去年のようす
紅葉葉楓(モミジバフウ)も たわわの実。


さいたまの紅葉を自慢して
サイカチの実を拾った。 タネのドラマに思いを馳せる。 下からは絹サヤぐらいにしか見えなかったものが、 手のひらに載せると20センチくらいある。 それほど樹が高いということだ。 硬質の莢にある注射痕のようなかすかな膨らみを数えると九ヶ所。 ねじれたような莢を振ればカラカラと音が重なる、 いのちの響きをふたりして喜んだ。
雪だよりもそろそろ届くころね。