想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

夢見るような時を過ごし‥

2012-10-15 13:57:46 | Weblog
ビフォーアフターin フクシマ原発
今年3月12日の午前中、ベイビーは雪の上を走っていた。森の春はまだ遠く、樹々は冬眠からいまだ醒めない頃だった。おだかやな、静かな、夢見るような時を、この日も過ごしていた。静...


署名のお願いです、ここクリックしてね。

「学問の道を致(きわ)むるや 
殿(みあらか)の階(きざはし)を致(のぼ)るが如く也。
古聖の跡を学ぶこと、是なり」(旧事本紀より)

そういうことなんですわ、平城宮跡地を観光客向けにセメント
で埋め立てた広場にしようという計画が国交省の独断で進行中。
すでに着工したというので地元住民や識者、各方面の方々が
工事反対の署名を集め国交省へ抗議をされました。
署名は現在3000筆、10000までまだこれからです。
古伝を学ぶ皆さんにはよくご理解いただけることかと
思います。

ネットから署名用紙をダウンロードできます。
反原発運動の署名同様、どうぞよろしくお願いします。
問題の根っこは同じ、人間性無視の官民癒着の構造です。
地元に何の説明もなく、地下系の調査もおろそかなまま唐突に
着工されたのが何よりの証拠でしょう。
なぜ今急ぎ着工したがるのか、政権が交代する前に予算を
ぶんどってバラまくといういつもの手法です。
泥縄どじょう総理の下には似た者同士の官僚が好き放題で
類は友を呼んでいるのですね。
しかし、セメント会社の原料セメントはもしやガレキ処理で
再処理されたものではないか? 放射能練り込み済みのアレ
か‥とか疑念が次々に湧いてくる昨今の状況であります。

政権交代時は「コンクリートから人へ」をキャッチフレーズに
していた民主党下の国交省、よう、まあ、嘘をつきまくります。
愚か者どもの仕業はいまにはじまったことではないのですが、
てんこ盛りでいろんなことが毎日起きますね。

ご存知の通り、奈良はとてもよいところです。
京都のように都市化されず、自然がふんだんに残っていて
草や木の薫りをはらんだ風が吹き渡ります。
素朴に、いなかいなかした風景を残す知恵がなによりも前衛的
ではないでしょうか。
流行遅れのコンクリート信仰をひきずっているのは美意識など
かけらもない関係業者団体でしょう。
あまり使われなくなりつつあるセメントを大量に使う場所を
探してやまないわけです。
似ていませんか、原子力ムラの人々と。

なぜ流行遅れでダサイか?それは簡単です。
不健康で非人間的だからですね。使い途によっては良さを発揮する
のですが、広大な湿地と草原を埋め立てるのは愚かすぎます。
コンクリートがいいと気づいたル・コルビジュの時代のセメントと
今実際に使われているセメントの質は異なります。
30年持たないような材質になったのは何故か?
経済効率ばかりを優先してきたせいですね。
新素材も新エネルギーも続々と登場し、出番が少なくなりつつある
セメントを使って人の手では作り出せない自然を壊してしまうと
いうのは不遜、傲慢な考えではないかと思います。

古代の人は今よりもずっと知恵があり、スタイリッシュで
あったことが古伝に垣間見えます。
なによりも美と徳が重んじられましたから。

以上、取り急ぎ平城宮跡地を守れのお願いでございました。


コメント
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